日々忙しくして
彼のことは考えないようにしていた
でも彼の存在は常に消えることなく
心のなかで疼き続けている
とくに仕事で悩んだとき
うまくいかないとき
面白くないことがあったとき
彼に話を聞いてほしい
受け止めてほしいと
幾度も思った
それだけならいくらでも
メールはできる
だけどそれ以上の感情があって
その気持ちは受け止めてはもらえない
仕事のことだけでいい
そうは思えない
そんな線引きはできない
メールをする気持ちは
いつもそこで萎えてしまう
惨めさ虚しさはつきまとう
時間が経てば仕事だけと
割りきれるかもしれない
そう思ったりもしたけど
いつまで経ってもそうは思えない
彼が職場に現れることもなくなった
もう私のことなんか
思い出すこともないだろう
ライブも解禁になって
さぞかし忙しくしていることだろう
このまま年を越すことに
なるんだろうなぁ、、、