ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫) | |
田中 経一 | |
幻冬舎 |
絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ佐々木充は、依頼人が人生最後に食べたい料理の再現を請け負う“最期の料理人”として知られる男。ある日、中国料理界の重鎮・楊晴明から破格の依頼が舞い込む。それは、かつて満州国で天才料理人・山形直太朗が考案したという伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現してほしいというものだった。当時、山形の助手として楊もメニュー作成に協力していたが、太平洋戦争開戦直前に山形はレシピとともに消息を絶ってしまったのだった。こうして山形を巡る謎を解き明かし、幻のレシピの再現に挑むことになった佐々木だったが…。
映画館 ★★★★
とても真面目に作られている作品だと感じました。私は全くどんな話か知らず。。。もちろん主演の二人の時代は違うということくらいは知っていましたが、こういう話だと知らず、いい意味で予想を裏切られました。
2017年の今年に、近過去である2002年を舞台に描くこの作品は、2002年が戦後57年であるということが大切で、満州国での天才料理家と一緒に仕事をした人たちがまだ生きているということが重要なので、ちょっと珍しい形の映画でした。あまりないでしょ?舞台が現在よりも15年前ってのは。登場人物の年齢合わせがとても重要なわけです。
二宮くんがめちゃ嫌な奴を演じていましたが、なかなかいい演技で、ホントやな奴でした(笑)で、物語は満州時代の話の回想シーンが多いのでぶっちゃけたら西島秀俊が主演の映画だと思います。そして綾野剛は久々にめちゃいい奴を演じてました(笑)
いろいろな料理が出てくるので、観ている人の味覚の想像力を刺激する映画です。
しかし私はロールキャベツが嫌いなので。。。って(笑)
ちょっとネタバレも入れておきます(笑)
オムライスとチャーハンを食べました!
今気づいたのですが、クリアファイルもらえるんですね・・・失敗
ちなみにチャーハンは脂っこくて美味くありませんでした。
パンフって買います?
私はこの10年は一人で観るときは買いませんが(もっとも35年にわたってずっと買ってたのでめちゃ大量にありますが)嫁と見に行くと嫁が買います(笑)
で、この映画のパンフには出てきてた料理の簡単なレシピが写真入りで載ってました(笑)
黄金チャーハン作ってもらいます(笑)
中学、高校の頃はパンフ買ってました。
あの頃安かった(たぶん300円くらい)から。
ネットの情報があるから、
最近はほぼ買いません!
パンフは本当に重いしね(笑)
あと、形を統一してほしいなぁ(笑)
この映画の場合、横にして見るタイプなもんで。