極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

青い体験&続青い体験

2015-06-04 19:18:30 | 外国映画(DVD・TV)
青い体験/続・青い体験 Blu-ray セット
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店



 青い体験(1973) MALIZIA 98分

 呉服商を営むイグナツィオとその一家は妻と3人の男の子たちの5人暮し。しかし、ある夜妻が急死してしまう。突然の出来事に戸惑うのもつかの間、イグナツィオたちには妻の葬儀と親戚縁者たちへの応対に忙しい一日が始まった。 漸くのことで埋葬を終え、自宅に戻って来たイグナツィオ一家。それを出迎えたのは見ず知らずの女性アンジェラであった。


 続・青い体験(1974) PECCATO VENIALE 93分

 南イタリアの小さな海辺の町。夏の訪れと共に海水浴を楽しむ人でにぎわつていた。悪戯ざかりの少年サンドロは、兄レンツォからある命令をうけていた。セールスマンという仕事の関係上、どうしても家をあけるレンツォは、美しい自分の妻ラウラにつきっきりで目をはなすなというのだ。その日からサンドロはどこにいくにもラウラから離れないようになった。



1973年といえば、私は中学1年生。私と同世代の男子にとってはこの「青い体験」や同じ1973年に公開された当時アラン・ドロンの嫁であったナタリー・ドロンの「続個人教授」などは、もうここには書けないくらいの「性春」の思い出がある作品です(爆)数年後の「エマニエル夫人」やもう少し後の「O嬢の物語」などのソフトポルノ(?)とはまた違った「正しい」童貞喪失モノとして・・・なんて書いてたらホント馬鹿みたい(爆)

 いやね、中学高校のチェリーボーイにとっては、今も昔ももちろんこれから先も年上の女性からの恋の手ほどきを受けて、晴れておとなになるっていうのはやっぱ憧れなんだよね(笑)もちろん「マイフィアレディ」や「プリティウーマン」のように逆のパターンもあるわけで。

 「青い体験」の方は母を亡くした家族のもとに来た家政婦さん。「続青い体験」の方は兄嫁と、たまらないシチュエーションです(笑)主演のラウラ・アントネッリはめちゃ純情そうな顔立ちで、日本人好みのタイプ。ただ、「青い体験」の時にはすでに32歳なのですが、とてもそんな年齢には見えないというのもとてもいいかんじです。25,6歳に見えるかな。両作の男の子役は当時17歳のアレッサンドロ・モモですが、めちゃ残念なことに彼は「続青い体験」撮影後17歳で交通事故によって亡くなります。1956年生まれなので、今生きてたら59歳ってかんじです。

 日本でもこういった感じの映画が作れないかなぁって思うのですが、「パンツの穴」シリーズはちょっと違う感じだし、佐藤祐介&原田美枝子の「恋は緑の風の中」は幼なじみ同士の恋物語なのでこれもちょっと違うし(笑)てか、この「恋は緑の風の中」はソフト化されていないのでめちゃ観たいんだけど、当時高校1年生だった原田美枝子のヌードシーンがあるので、これはまず現在では無理だろうなぁ。。。いい作品なんだけどなぁ(笑)

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