妻子と別れた後、浄瑠璃寺へ。昨年12月に娘とお参りしたのでまだ4ヶ月くらいしか経っていませんが、実は浄瑠璃寺って晩秋から初冬にかけてしかお参りしたことがないので、私にとっては初めての春の浄瑠璃寺です。
馬酔木(あせび・あしび)ってこんな鈴なりに花が咲くんですね。さだまさしの歌で奈良を舞台に歌った「まほろば」と言う歌の歌詞で「あせびの森の馬酔木に(まよいぎと読ませます)」って部分があるんだけど、この歌の場合は男女の仲を「迷う」と「馬酔木(まよいぎ)」を掛けているわけです。また、文字通り馬(草食動物)が食べたらその毒素で酔っ払ったようにみえるそうなので、奈良公園の鹿は馬酔木を避ける事を知っているために、奈良には馬酔木が多いとも言われているそうな。
手前から、馬酔木、桜、白木蓮のコラボ(笑)桜と白木蓮が同じ時期に綺麗に咲いているのは大阪ではほとんど見ることができないかも。
木瓜の花も綺麗です。
いつも冬にお参りしているので、こんなに亀や鯉がいるとは知りませんでした(笑)
亀越しにみる国宝三重塔。
此岸から彼岸を見る図。九体の阿弥陀如来がいらっしゃることから、浄瑠璃寺は九体寺とも言います。阿弥陀如来のいらっしゃるところは西方の極楽浄土です。ようするに私がいる三重塔側が此岸で、阿弥陀堂(本堂)がある向こう岸が彼岸ってことですね。
此岸と彼岸にある灯籠越しに見る阿弥陀堂。
浄瑠璃寺は関西花の寺の札所でもあり、今回初めて、その花の寺の花の寺である所以を体験出来ました。
春爛漫といった感じですね。
お花が一杯の、
心癒されるお寺ですね。
浄瑠璃寺は好きなお寺BEST5に入ります(笑)
私はあの冬の寒い時にひときわ寒い本堂が好きなんです(笑)
これからは春のこの時期もお参りしなくちゃ。
鈴なりに咲いた花が素晴らしいです。
浄瑠璃寺には、大阪時代にテレビ「歴史街道」で識って出かけました。たまたま同時期に同輩が行ったらしく、
此処はつまらなかったと吹聴していたので、いかに貴重であるかを話しましたが、果たして理解してもらった
ものかどうか・・・?
幸いにも、団体相手に坊さんが寺の経緯やら浄土式庭園を説明しているのを、傍から拝聴させていただき
余計にありがたかったです。
ご友人、残念ですね。
あえてここを選んでお参りに来たのにつまらなかったという感想が出るとは(笑)
私には好きなお寺のBEST10の上位に入ります(笑)