36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

折れない自信をつくるには(その2)

2017-04-29 22:34:02 | 意識を整える

 前回は挫折しない秘訣の一つ目、

 自分は絶対にできる!、
 自分は絶対にこれを達成したい!

という確信を持つことをお伝えしました。
今回はその自信を持った上で失敗を繰り返してもなお
自信が折れないようにするための考え方をお伝えしたいと思います。

 その考え方とは失敗を失敗と思わないこと。
繰り返しエジソンの電球発明のプロセスを書いていますが、
まさにあれと同じです。

例え10000回失敗したとしても

「10000回うまく行かない方法を発見した」

と考えられるのであれば一度も失敗していないことになります。
最後には必ずうまく行く、自分はできる、と信じていれば
一回や二回、うまく行かなくても次の一手を打つことができます。
むしろ失敗するたびに、

 次はもっと上手にアプローチできる、
 次は前回の課題を克服することができる、
 次は試していないことをやってみよう、

とより高次の挑戦につなげることができる、とも言えますね。

何か決断したことを実行してみて、
それがうまく行けば当然ながら成功です。
しかしながらうまく行かなかったらうまく行かなかったで、
実行したからこそ得られる何らかの経験は自分自身に
確実に残り、一歩成功に近づくのです。
 
 
 こうして考えていくと折れない自信をつくるための
最大の秘訣は目先の失敗を成功への一里塚として捉える考え方
なのかもしれません。
ではこうした考え方を身に着けるにはどうしたらいいでしょうか?
それは

 「とにかくやってみなはれ」

というひと言に集約されそうです。
うまく行かないという成功に近づく経験を得るためには、
なにはともあれ、やってみるしかないからです。

 
 何も行動を起こさずに時間をやり過ごす、という態度を取っていれば、
決定的な失敗もしませんが、成功には一歩も近づきません。
探し物ですら、ありそうだな、と感じる探す場所を
一つずつ順番に潰していくからこそいつか見つかるのです。
例え結果はどうなるかわからなくても、まずは一歩を踏み出してみる。
経験をどんどん積み上げていく。
何か挑戦してみる。


その延長線上に折れない自信が得られ、
最終的には大きな成功を手にすることができるのではないでしょうか?

折れない自信をつくるには(その1)

2017-04-22 17:36:34 | 意識を整える


 前回、前々回と二回続けて同じテーマをお伝えしてきました。
探し物でも、仕事でも何かをやる時には
まず自分自身で

 「できる」

と確信を持つこと。

 そして確信を軸としてできるまであきらめずに挑戦し続けること。
この二つが揃えば、必ず成功するというもの。
正確に言えば、成功するまでの過程で挫折しないですみますよ、
ということになるかもしれません。


 しかしながら、何度も何度も何度も失敗した時に
ついついあきらめたくなってしまうのが人間というもの。
先週もお伝えしましたが、エジソンの場合は電球を発明するまでに
10000回もの失敗を繰り返してなお

 「うまくいかない方法を10000通り発見した」

と言えるだけの根性があったわけです。
ただ、同じことを自分がやれるかと言われると・・・。
Ozakiは正直自信が持てません。


 実生活においても、いかんせん、人間は弱いもの。
何度かうまく行かないと

 やっぱり自分はできないんだ、
 このやり方ではできないんじゃないのか?
 そもそも、これをやる意味があるのだろうか?

といった考えが頭に浮かんでしまいがち。
どうにもならないことを続けても仕方がないのですが、

 どうしてもこうしたい!、
 今よりも成長したい!、
 憧れの人のようになりたい!

という気持ちが湧くものなら、なんとか「最後には必ずできる」
という自信を維持したいですよね。
Ozakiはそうした折れない自信を得るために具体的に
やっていることが二つあります。


 Ozakiが自分自身実践している一つ目の行動は
24時間そのことだけを考えてでもやり遂げたい、
という強い衝動が
あるかどうかを何度も自問自答することです。

 卑近な事例を挙げるとすれば探し物。
Ozakiは探し物が得意、と先々週書きましたが、
探し物が出てくるという確信がどこから来るかというと、
そもそも探しているものが見つからない状態が
極めて不快(気持ち悪い)という強い衝動です。
何か必要なものがない、あるはずの場所に欲しいものがない、
という不快感から逃れるためには必死で見つけるしかありません。


 探し物からさらに話が大きくなった場合でも
Ozakiがなにかやろうとした時に最初にやるのは自問自答。

 本当に自分がそれをやりたいと思っているか?
 やってみたいと思っていることは意味があることか?
 やりたいことで成し遂げられることは何か?

といった問いを繰り返し自分に投げかけ、
何があってもやってみたい、と思えるかどうか。
この段階で絶対にやりたい!という衝動が得られなければ、
何度か失敗してしまうと、あきらめてしまう可能性大。
そしてあきらめても仕方ない、という程度の関心なのかもしれません。


(次回に続けます)

見つかるまで探す、できるまでやる

2017-04-15 23:41:38 | 意識を整える
 
 前回は探し物を見つけるコツはまず見つかるという確信を持つこと、
そして、確信に基づいて見つかるまで探せばいいのだ、
というお話を書かせていただきました。
Ozakiは探し物をするときたいてい「絶対にある」という確信を持って
探し始めるので、大抵のもの、それも他人が失くしたものも含めて
見つけるのが得意だと感じています。


 探し物のような小さなことだけではなく、
実際の仕事においても、またもしかしたら人生そのものにも
この二つのコツは当てはまるのかもしれません。

 何かよい成果を上げようと思ったら、
一度や二度の失敗は当たり前。
壁にぶつかって、やりなおして、また壁にぶつかって、
それでもなお、これが正しいと思える方法を考えて再挑戦する。
こういった繰り返しで人は成長していきます。


 有名な話ですが、エジソンが電球を発明するまでには
10000回以上失敗を繰り返しているのです。
それも

「10000のうまくいかない方法を『発見』した」、


と言ったということになっています。


 人間、失敗を経ずにはめったなことでは成功できません。
しかしながら我々はエジソンではないので、10000回も失敗してしまうと
間違いなくどこかでうんざりするか、やめてしまうか、ではないでしょうか?
そこで、まず第一に必要なのは「確信」だとOzakiは考えています。


 失敗しても、それが次につながる失敗だと信じることができれば、
すなわち、失敗の先に成功が待っていると信じることができれば、
10000回と言わずとも数回から十数回の失敗は耐えられるはず。

 自分の進んでいる道は間違っていない、
 自分のやっていることは正しい、
 自分の取り組みは必ず最後に実を結ぶ、

そういった確信を持って日々の仕事に取り組めるようになれば、
半分以上成功したと考えてよいのではないでしょうか?
(この確信を得る方法は次回また考えましょう)


 その確信があれば、失敗しても失敗しても、
少しずつ改善を繰り返し、成功につながるやり方は
いずれ見つかります。
つまり探し物は見つかるまで探せば見つかるのと同様に、
仕事も趣味もできるようになるまでやり続ければできるのです。
あとは、そこまでやれるかどうか、自分を信じられるかどうか、
ではないでしょうか?


 こういうやり方は泥臭く、スマートではありません。
効率最優先の考え方にはそぐわないかもしれませんが、
百発百中で成功するなどありえないのもまたこの世の中。
特に変化が激しく、そのスピードが速くなっている近年では、
失敗から学んで修正する能力が生き残る力に直結するように思います。

 皆さんが失敗の数をできるだけ少なくしたいということであれば、
こうした考え方は不要だと思います。
しかしながら、少ない失敗経験で探し出せるものは
それほどレアな体験ではないかもしれません。
むしろ自分自身を信じ切った上で多数の失敗経験を積み重ね、
それを経てなお、できるまでやりきった時に
言葉では表現できないような成功体験が待っているのではないか、
Ozakiはそう考えています。

探し物を見つけるコツ

2017-04-08 22:11:27 | 意識を整える


 皆さんは探し物をされますでしょうか?

 必要なものがなかなか見当たらない、
 お気に入りのアクセサリーに限ってどこにあるかわからない
 今や手放せない携帯を失くしてしまった

などなど、いろいろな探し物のシーンがあろうかと思います。
探し物が存在すると、見つけ出す作業が必要になりますよね。

 では、皆さんは探し物を見つけるのは得意でしょうか?
この質問はOzakiが自信をもってYES!と答えられる数少ない質問。
Ozakiは自分のものはもちろんのこと、家族が見失ったものや
娘があちこちに散らかすものの中から目的の一品を見つけることが得意です。

 それがどうした、と言われてしまいそうですが、
この

 「探し物を見つける」

という行為が実は
経年優化の発想につながるものなのではないか、と
最近感じるようになりました。


 Ozakiが探し物を見つけるのが得意な理由はなんだろうか?
自分自身に問いかけて、過去の探し物が見つかったシーンを
思い浮かべていたところ、極めて簡単な答えに到達しました。
その答えとは
 
 「探し物が必ずどこかに存在していると確信し、見つけるまであきらめない」

というもの。
Ozakiは探し物を始める時、必ず存在していることを確信します。
(実際にあるか、ないかもちろんわからないのですが)
存在していると心から信じることができれば、
存在を確信していれば、二か所や三か所探して見つからなかったから、
と言って探し物をあきらめることはありませんよね。
途中で探すことをあきらめるという選択肢はありえないので、
一つ一つ、存在していそうな場所を探せばいつか必ず見つかります。


 マーフィーの法則の一つにも

 「探し物は一番最後に探した場所から出てくる」

というものがあります。
よく考えると探し物が出てくればそれ以上探さないので
「最後」に探した場所から見つかるのはそもそも当然です。
ただ、この法則は

 最後に探す場所に至るまで探し物を続けられれば
 探し物はおのずと出てくる、

とも読み替えられるとOzakiはとらえています。
探し物を見つけるコツはとりもなおさず、
見つかるまで探し物を続けられるか、途中で断念しないか、
なのでしょうね。


 Ozakiが探し物が得意な理由は探し物に限って
あきらめが悪く、かつ心の底から探し物が見つかることを
信じているから、だと分析しています。
探し物はそもそも非効率的で、探し物をしなくてよいように
生活を改善していく必要があるため、探し物が得意であることを
自慢しても仕方がないのですが、探し物を見つけるコツは
人生において成果を上げ続けるコツと共通項があるように思います。


 次回はタイトルとスケールを変えて、同じようなことを考えてみましょう。

若い人から刺激を受け続ける

2017-04-01 10:31:42 | 人間関係

自分自身の変化を除けば、少し休みをいただく前と
復帰した後で最も大きな変化は今年4月に新卒で入ってきた新人さんが
同じ課に所属している点でしょうか。

 10年ひと昔、とはよく言ったもので、
Ozakiと少なくとも10歳以上違う新人のフレッシュさはまぶしい限りです。
一生懸命に仕事を覚えようとする姿、
そして一つ一つの仕事のポイントは何だろうか、と先輩や上司に質問する姿を
見ているだけでも、自分が仕事を進める上での刺激になります。


 こういう記述をすると、なおさら自分がおっさんになったことを
自覚させられるわけですが(涙)。
今回のテーマはそんなozakiのおっさん化ではなく、
おっさん化したからこそ、若い人から刺激を受け続けることが
大事ではないかというozakiの仮説です。


 社会人として仕事を始めると高校生や中学生、はたまた小学生と
話をしたり、一緒に何かをやるという機会はほとんどないはずです。
同様に社会人になって数年~10数年が経過すると、
大学生と話をする機会もほとんどなくなってくるでしょうし、
場合によっては20代の社会人との接点も少なくなるかもしれません。

 しかしながら、着実に自分自身は歳をとりますし、
若い世代は(いかに少子化の時代といえども)着々と社会に参入してきます。
好むと好まざるとに関わらず、自分の持っている価値観、生活習慣は
下の世代のそれとずれていきます。
やがて自分が「老齢」になった時、その時点で社会の中心を担っている
下の世代の価値観や生活習慣が世の中の潮流となることは間違いありません。
何もせず、自分の世界に閉じこもって自身の価値観だけに固執していると
時代遅れになってしまうわけです。


 昭和の常識が平成の常識と大きく異なるように、
2016年の常識と2040年、2050年の常識は全く異なるのは
いわば「既に起こった未来」の一つ。
時代遅れの存在になってから慌てて下の世代や若い人と
意思疎通を図ろうと思っても、時すでに遅しです。
同じ日本語をしゃべっているとは思いますが、
それでもそもそも「共通言語」があるかどうか、は怪しいのではないでしょうか?
(皆さんのおばあちゃん、おじいちゃんに「ツイッター」「タブレット」等の
単語を説明なしに使っても意味が伝わりますでしょうか?)


 若い世代、下の世代からの刺激は気づいたときから受け続けなければ、
どんどんと取り残される一方ではないか、とozakiは感じます。
自分の父や母がそうであるように、年齢を経るごとに
新しいIT機器や流行のゲーム、漫画、アイドル等への関心は薄れがち。
だからこそ若い世代からの刺激を受けて、時には(恥を忍んで)教えてもらうことで
感覚的な若さは失わずに常に世界を広い視点でみられるようにしたい、
ozakiはそう考えています。


 皆さんの職場にもし新入社員がいらっしゃるようであれば
ぜひとも会話を通じて彼・彼女らの世界をのぞいてみることをおススメします。
さらにもし可能であれば彼・彼女が日常的にどういった生活をしているのか、
どんな道具を使っているのか、どんな趣味を持っているのか、
といった話を聞いてみてもいいかもしれませんね。

 仕事ぶりを見て初心に帰るだけではなく、
自分とは異なる価値観、世界のとらえ方を学ぶという意味で
若い人から刺激を受け続けることは非常に重要なのではないでしょうか。