虫除け薬

下げて置くだけで虫が来ない薬がありますが、
昨年から愛用しています。
何せ田舎は虫が沢山いますからね。


この薬、２ヶ月用、3ヶ月用がありますが、
3ヶ月用は期限前に効果が薄くなるようで、
最近は虫が寄ってくるようになりました。
それに風通しが良い場所の効果が薄くなり易い。
玄関が一番虫が来ないと判ります。


虫が嫌だと殺虫剤を多用すると、虫も耐性を獲得して悪循環だし、
人間にも有害性が高まってしまいます。
良くありませんからね。

光に誘われ寄って来る虫は、外でうろつき、
蝙蝠や蜘蛛の餌食になっています。
薄暮の中、自宅の周辺を音も無く飛び交う多数の蝙蝠を見ました。
餌場になっているのでしょう。

便利な薬の登場で生物界が少し変化したのでした。


そろそろ買い換えないと効果が薄いし、在庫も終わる筈。
夏が少しずつ遠のいて行きます。

押し流されて

昔に見たテレビ番組で沢上りの名人が出ていました。
水に浸かりながら沢を登る。
何の興味も無い人には何やってるのだろうと思うのでしょう。

しかし趣味、趣向は理屈じゃありません。
何やってるのだろうの感想に対して、大きなお世話が解答です。
好き嫌いに理由など要りませんから。


その番組で一番印象に有るのが、流されたら、流される。でした。
流れに逆らうと溺れるです。

もうひとつが、下流側から登る。です。

滝や危険な場所を確認し、駄目なら諦める。
途中から入って流れ、滝が有ったら死んでしまいます。

なる程なと感心し、何十年も記憶に残っている格言になりました。


昨日は自分の予想だにしない示唆があり、かなり戸惑いました。
流れに足を突然取られた訳です。
そう、逆らうと溺れるのです。

逆らうより示唆の通りに行くが肝要。
したい事より、出来る事。
自分の特徴は他人の方が良く判ってます。
信用出来る人の示唆に納得する方が成長出来る筈ですから。


毎回のように何かが起きて、思わぬ方向に進路変更ばかりしています。

ブログのタイトルから大分脱線して違う目的地に行きそうな私なのです。

古本屋にて

東京も学生の街ともなると昔ながらの古本屋が有るものです。
建物は新しく成っても、大家は古本屋だったりしています。
店構えは小綺麗でも古本の匂いがしています。

古今折中ですが味わいが昭和ですね。


通り掛かりに、ワゴン処分品が目に入り、
覗いてみたら『ゲーテとの対話』がありました。
黄色く退色してますが、中身にチラシ、帯まで付いています。
印刷は1984年。昭和です。

誰にも買われず、今日、今、地方から出て、
タマタマ出会った男に見つけられ購入されたのでした。

恐るべし偶然でしょう。

酸性紙だから黄ばみ、フォントは細かい活字。
昭和の読みにくい難しい文庫の本そのもの。
本嫌いを生み出していた拒絶感が漂う表情そのままです。


消費税の文字もバーコードも無い本。
歴史の生き証人のようです。



ゲーテの本はゲーテが書いて無い本が判り易いと、
漫画家の水木しげるさんが書いてます。

自分はそこから何か読み取れるか、
失敗に終わるか。
分厚い本に挑戦するのです。

万華鏡を見て来ました

知り合いに見て来たらと連絡貰って行って来たのが万華鏡の展示です。
家族連れで沢山お客が来てました。
興味が低いのが連れて来てるだろうパパさん達です。
身の置き場を探してウロウロしてますが、万華鏡を覗き込んでも感動が無いようです。
感性が鈍っている証拠ですから、クリエイティブな仕事には苦労してることでしょう。


普段はこんな感じで家族連れが来る場所でないから、何か宿題関係でこの場所が指定されてるのかも知れません。
夏休みも終わった地域やコレからの地域が入り交じってるのでしょうが、賑やかです。


監視してる学芸員さんはチラチラと子供の行動に目を光らせてます。
品物にはアンティークもあるので壊れたら大変。
現在も生存して活躍してる作家なら修理も出来ますが、遺作だと復元が大変な困難ですからね。
子供等には美術品もオモチャも大した差では無い筈ですから。


以前にオペラの小道具で、100円均一の万華鏡を古道具に混ぜてみましたが、子供等には評判が良くて驚いたものです。
万華鏡と云う名詞自体知らなくて、近年の子供のオモチャは種類が少なくて変化が無いのだと分かりました。
携帯ゲームは人気ですが、物としての変化が全く無い。
小さな差を大きく取り上げて騒いでる訳で、関心事に皆が集中するから小者が出来上がるのだと、今日理解出来たのでした。
道具は変化に富み、扱いも変化に富んでなくては、小さく育成するばかりですからね。


古典的で見栄えだけのアンティークから電気仕掛けの最近の物まで多彩な品が展示されてました。
基本的には構造は同じですが、工夫の跡がそのまま歴史でもあります。
素材の変化が構造の変化を呼んでいるのが、万華鏡ですね。
見栄えは、時代の顧客の意識が出てる。
中の模様は素敵な事に異差は無い。
作家の趣向が模様の傾向です。


万華鏡の歴史はこれからも、それらを反映させながら続いていくのしょうね。
細く長い歴史を刻んで行くとどのような品が出来るか、長生きしないと分からないでしょう。
何やら楽しみに思いながら帰って来たのでした。


http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/art/ten1002.htm

消化器不調

梅雨明け以降、既に40日位経過しましたね。
沢山汗を流す毎日です。
体に塩の筋が沢山出来ています。
塩昆布を食事に合わせて食べてミネラルを補給しています。


体の水分が不足気味ですから、お通じが悪くなりがち。
昨日は不調是正の為にカルピスを一気飲みして、
牛乳やヨーグルトを追加しました。
乳酸菌の大量投入作戦です。

朝方敢行したら夕方に効果が発生しました。
恐るべし民間治療です。

残りひと月と予想される残暑に、
一発カツを入れて行きますよ。!