日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『映画「17 seventeen」を観て思った事』

2012-07-21 | 映画
17 SEVENTEEN [DVD]
クリエーター情報なし
トランスワールドアソシエイツ



この映画ね、面白くないとは言いたくないんですけど、結局「今まであったドラッグムーヴィー」だったんすよ。

俺的には、もっといい意味で裏切って欲しかった。

と言うのも、『チンピラがドラッグ売買で一攫千金してやるぜ!』的な映画って、最終的には捕まったり、仲間が殺されたりするバッドエンディングがお決まりな感じなんですけど。

俺が見たいのは、「順風満帆にドラッグビジネスで成功して」、その後に、なんらかの理由で「そのお金を人助けに使う」様な映画を観たいと思う。

その、ドラッグで一攫千金を目論む人間が「人助けをしたくなった理由」なんて、いくらでもあるはずなんですよ。

寂しい老人相手だったり、孤児の為であったり、不治の病の恋人の為なら、人生を賭けれるでしょう?
それで、大成功したっていいじゃない??

広がり方はいくらでもあるのに、結局、バッドな感じ。


バッドエンディングにすれば、「マニア受けを得れる」と言うのは大きな間違いだと思う。

マニアだって、「予想外のハッピーエンディング」を観たいんだ!!

これは、人間的な当たり前の真理。


【結局、ドラッグは悪い事なんだよー】なんて、安っぽい教訓は要らねー!!

そんな事、ジャンキーにとっちゃ、分かってる事だし、映画から学ぶような事じゃない。

ハッキリ言ってしまえば『体感』している。


そんな事は、どーでもいい。

「どんなに汚れた金だって、自分が救いたい人を救って、満足してよかったぁ!!
周りのドラッグに溺れた人間の事? いやいや、そんな事知ったこっちゃないですよ!(笑)」って言う

そんな感じの映画を観たいな。


ドラッグで儲ける事なんて、絶対に悪い事なんだから、そんな悪い奴を「ヒーロー」に、仕立て上げちゃったりする、それが【マニアックな映画】でしょう???

その映画には、クスクス笑っちゃうようなギャグみたいなのは一切入れないで、ガチガチなリアリティで攻めて欲しいな。

色合いもちょっとセピア色っぽい感じで、あんまり音楽とか入らないの。


【なんも取り柄のない人間が、人を救いたいために、ドラッグ売って何が悪いの??? なんか文句ある?】って言うメッセージを強烈に発する映画。

俺は、絶対に観たいね

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