江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

あの時の「教え子」たち (2)  おもしろい人

2016-12-31 | 随想
過去の学級通信(6学年時)を開いたついでに、もう一つ紹介させていただこう。 先日の彼らとの会話で「面白い話」という言葉が出されたが、それに関連した授業だ。 少し長いが、子どもたちの「作品」と合わせて引用する。 おもしろい なぞかけ 真面目な人、頭のいい人、立派な人、気の良い人、親切な人、温か味のある人、等プラスのイメージで語られる様々なタイプの中に、「おもしろい人」というのは仲間入りできない . . . 本文を読む
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あの時の「教え子」たち (1) 気負いばかりで…

2016-12-29 | 随想
「オレ、先生の授業って何も覚えていないんだよね。」 「そう言えば、私も…。」 「なんか、いつも遊んでいた様な気がするんだけど…。」 「そうそう、授業中にはしょっちゅう脱線して、色々な話をしてくれたことはよく覚えていますよ。」 「面白い話をね…。」 「何の教科をしていたのか忘れたけど、いつも世の中の話をしてくれてましたよね。」 先日、40歳になる墨田時代の「教え子」たちとの飲み会での話だ。 私の授 . . . 本文を読む
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オスプレイ飛行再開反対! 12.19国会議員会館前行動

2016-12-22 | 江戸川区教組
12月19日、18時すぎ。 地下鉄の出口を出た時から緊迫していた。 「高江のヘリパッド建設強行反対」などのチラシを配っている数人の方に一人ずつ警官が張りつき、「チラシを配らないでください」としつこく迫っている。 「どの法律に基づいて言っているんだ?」の問いにも 「いやー、法律とかではなくって」と……。 となりを歩いていた女性が、「法治国家でしょう!」と抗議。 装甲車も出動していて、国会周辺は . . . 本文を読む
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ドサクサ紛れのカジノ解禁法可決成立?

2016-12-14 | 随想
昨日、12月13日、参議院の委員会で「年金カット」法案と「カジノ」法案が与党等によって可決されました。 まさに、本日の延長国会最終日を前にして…。 カジノ合法化と年金カットを目論んだ、市民には大変な不利益となる2つの法律が、駆け込みで作られようとしています。 特定秘密保護法も戦争推進関連法もそうですが、法律は一度作られてしまうとそれを無くすには並大抵なことではありません。 それでも、廃止され . . . 本文を読む
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みんなが普通に生活できる社会がいい ~町工場の職人さんの話を聞いて~

2016-12-13 | 江戸川区教組
先日、80歳の現役旋盤工である町工場の職人さんに話を聞く機会がありました。 話を聞いて思ったことを書きます。 やっぱり今の社会は大企業に有利。 強い立場で厳しい要求を下請けにできるのも大企業だからです。 がんばって何年もかけて技を身につけてきた人たちが仕事を続けて普通に生きていける世の中にしたいものです。 町工場の数は年々減少し、後継者不足が深刻です。 3年前くらいから、町工場の技術を後継者 . . . 本文を読む
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12.10「高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない!」東京集会

2016-12-10 | 江戸川区教組
3900名が沖縄の闘いとの連帯の声を上げる!  “沖縄には民主主義も、地方自治も、基本的人権も存在しない!” 多くの沖縄県民の声を機動隊の暴力によって踏みにじってきた安倍政権に対して、沖縄の人々はこう叫んでいるそうです。  こうした沖縄の人々の闘いと連帯し、沖縄だけの問題に歪曲しないために12月10日、日本全国37箇所で辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設に反対する行動が行われ、東 . . . 本文を読む
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カジノで道徳の教科化は、もうオワッタ!

2016-12-07 | 随想
12月6日、カジノ解禁法案(統合型リゾート施設整備推進法案)が衆議院本会議で可決、参議院に送られた。 さすが「美しい国、日本」を吹聴する安倍晋三、一歩一歩確実に自らの理念を実現化している。 何しろ彼は、かつて初めて総理に就任する際に著書『美しい国へ』で、『活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、「美しい国、日本」 』と定義しているからだ。 一攫千金のチャンス . . . 本文を読む
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原発避難の子に対するイジメの根源は安倍政権にある!

2016-12-04 | 随想
原発避難児に対するイジメが今、メディアを駆け巡っている。 事実なのだから取り上げるのは当然ではあるが、この取り上げる視点が間違っている。 たしかに、担任や学校としての責任を問うこと自体は必要だ。 しかし、全てがイジメを放置した学校の問題に帰因するような論調は間違っている。 イジメをした子どもの家庭や差別を生む社会の在り方も問題にされている。 なるほど、それはそうである。 では、学校や家庭や社 . . . 本文を読む
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