江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

あの時の「教え子」たち (2)  おもしろい人

2016-12-31 | 随想
過去の学級通信(6学年時)を開いたついでに、もう一つ紹介させていただこう。
先日の彼らとの会話で「面白い話」という言葉が出されたが、それに関連した授業だ。
少し長いが、子どもたちの「作品」と合わせて引用する。


おもしろい なぞかけ

真面目な人、頭のいい人、立派な人、気の良い人、親切な人、温か味のある人、等プラスのイメージで語られる様々なタイプの中に、「おもしろい人」というのは仲間入りできないものであろうか。
何かどことなく軽いイメージがついて回るのですが、この「おもしろい人」こそ私が今、求めている人です。
そこで、例によって国語学習の中に位置付けている「言葉遊び」シリーズの一つとして、「なぞかけ」をとりあげてみました。
これは、頭の体操として有効なばかりか、その人個人の体験や思いが反映する実におもしろいゲームでもあります。
是非、一家そろってやってみる価値があります。

・「給食」とかけて、「4時間目」ととく。その心は、「土曜日はない。」(Y.M)
・「給食」とかけて、「この夏は残暑がきびしいざんしょ」ととく。その心は、「うまい!」(T.H)
・「バレンタインデー」とかけて、「ママゴト」ととく。その心は、「ぼくには興味がない。」(T.S)
・「せき」とかけて、「ゆび」ととく。その心は、「ごほんごほん」(Y.N)
・「歴史」とかけて、「料理」ととく。その心は、「自分で作るもの」(M.I)
・「北国の雪だるま」とかけて、「こんがらかった糸」ととく。その心は、「なかなかとけない。」(H.A)



これは、教員である私の面白い話ではなく、まさに子どもたちの作った面白い話なのだ。
たしか、やり方を覚えるために私がサンプルを出して説明し、次にお題を「給食」にしたのだと思う。
そのうちに、子どもたちが勝手にお題を決めて作り始めたようだ。
つまり、自作自演のなぞかけで楽しんでしまったわけだ。

これをやったからって、その人間のおもしろ味がすぐ増すわけではないし、まして「おもしろい人」になれるわけではない。
しかし、「おもしろい」繋がりでこんなことを経験させるのも意味あることだ、と当時の私は考えていたような気がする。



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