25年連れ添ったパートナーの肺癌/進展型小細胞癌闘病看病日記(診断確定時病期T2b、N3、M1b)

2012年11月21日に夫/啓保が胸椎への骨転移を整形外科で発見され、翌10日より入院し抗がん剤治療スタートからの記録

今日は命日、一周忌

2014-12-07 22:06:07 | 夫が亡くなってからの日々
月日が経つのは本当に早い。

啓保を看取ったのは つい昨日のことのようだが もう一年経ってしまった。

今日は、親しい親戚が家に集まり 昼食を共にしてくれた。

一人で準備しなければならず、ちょっと大変だったがなんとかなった。無事終了。


椿とピラカンサを庭から切ってきて飾った。



食事をしながら 途中で、癌のブログの話やコメントしてくださっている方の話をしたが、皆、あまりピンとこないようだった。

興味もない感じであった。

自分に降りかかってこないとやっぱり解らないのだろう。

自分もそうだったように、しょうがないか・・・。

話が続かないのでやめた。




この一年はよく泣いた一年だった。人生の中でこれほど泣いた年は初めてかも。闘病中より多く泣いた。

病気の告知を受ける前は、涙はしばらくでていなかったと思う。涙がでるような映画やTVも見ていなかったし。

涙腺は目詰まりしていなかったようだ。

最近は、涙はでることはあっても号泣することはなくなってきている。喪失感にも波があるらしいが。


啓保を亡くしてしまったが、啓保のおかげでいろいろなことに気づかされ、考えさせられている。

そういう意味では啓保と病気に感謝するべきなのかもしれない。

健康であることのありがたさ。

病と闘っておられる人がたくさんいらっしゃるということ。

死とはなにか、生きるとはなにか、

病とはどうゆうものか、

大切な人を亡くした人の気持ち。大切な人を亡くしても皆それを表にださず頑張っているんだな、ということ、

それを乗り越えて、また背負って生きているんだということも。

車椅子にのった人、杖をついて歩いている人、障害者の方に街でよく気が付くようになった。大丈夫かな?と、目で追ってしまう。

電車の中などて顔色が悪い人をみると 抗癌剤治療中かな?と 心配になってしまう。

病気の新聞情報などには、特に目がいくようになった。

病院、医師、看護師、介護関係の仕事の人 それぞれの役割や関係性、制度もだいぶ理解できた。

と、まだまだいろいろあると思う。

まあとにかく大変勉強になっている。現在進行形。

さて次の一年はどのようなものになるんだろうか?


友人が送ってくれた花。



昨日から今日にかけて、知人、友人、何人かの方から 一周忌のお悔やみメールをいただきました。

ありがとうございます。心より御礼申し上げます。



啓保が闘病中に石神井公園、三宝寺池で撮ったカモの赤ちゃんです。
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<参考webサイト> 

●日本肺癌学会 小細胞肺癌の治療 http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/827.pdf

●日本肺癌学会 肺癌診療ガイドライン 進展型小細胞肺癌 一次治療 https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/874.pdf

●日本肺癌学会 再発小細胞肺癌ガイドライン http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/829.pdf

●NCCNガイドライン http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/lung/index.html

●コンセンサス癌治療 小細胞肺癌の治療2012~2014 http://www.cancertherapy.jp/sclc/index.html

●がんサポート/小細胞肺癌 http://gansupport.jp/article/cancer/lung/lung02/2805.html

●がんを学ぶ/肺がんとは http://ganclass.jp/kind/lung/know/about.php

●がんサポート/肺癌 http://gansupport.jp/articles/lung

●がん情報サービス http://ganjoho.jp/hospital/index.html

●がんナビ http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/

●緩和ケアネット http://www.kanwacare.net/

●日本緩和医療学会/緩和医療ガイドライン http://www.jspm.ne.jp/guidelines/index.html

●東京都在宅緩和ケア支援センター http://www.kanwacare.jp/

●抗がん剤 副作用 味覚障害への対処法

がん化学療法に伴う摂食障害(悪心嘔吐、味覚異常など)の対策
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/28/2/28_627/_pdf

抗がん剤、放射線治療の副作用「味覚障害」は食事の工夫や亜鉛の補給で乗り切ろう!
http://gansupport.jp/article/measure/measure07/3453.html

抗癌剤による味覚障害に対する治療
https://clinicalsup.jp/contentlist/1419.html

●抗がん剤 副作用 便秘 下痢への対処法

化学療法を受ける患者さんの便秘について
http://www.saitama-cc.jp/department/pdf/kango_katsudou/chemonews100128.pdf

がん化学療法に附随する消化器症状への対応  下痢,便秘および 重篤な消化管症状への対応
http://www.jiho.co.jp/Portals/0/ec/product/ebooks/book/44935/44935pdf.pdf

イリノテカンによる下痢の原因、予防方法、治療方法
http://med.taiho.co.jp/irinotecan/04_03.html

CPT-11(カンプト・トポテシン・イリノテカン)の下痢に対する対症療法
http://www.dofmet.umin.jp/clinical_test/related/pdf/cp/cp_atc3.pdf


●2012年7月18日(水)放送アピタルがん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」

https://www.youtube.com/watch?v=uBsIEzi6mII

放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」 肺癌の治療について

https://www.youtube.com/watch?v=8QNVZeTBKzU

放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」肺がんの症状緩和
https://www.youtube.com/watch?v=oCewOfgiJ24


放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」トークで理解を深めよう
https://www.youtube.com/watch?v=LDyfMGkf4ew

放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」放課後
https://www.youtube.com/watch?v=a5hQoDZKTvY


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4 コメント

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命日ですね (みき)
2014-12-08 00:47:32
yukiさん

もう1周忌なのか?まだ1周忌なのか・・。

主人と暮らした年月が何十年もあったのにもういないということが今更不思議です。

ご主人の1周忌は和やかに行われてほっとされたでしょうね・・・。

yukiさんが言われるようにいくら病気の事を話しても
大変だったねぇ~と言われるのが一般的で・・
でも、それは当然ですよね・・。
水泳教室のおばさまで障害者を息子さんにお持ちの方がいらっしゃるのですが、とても明るくて・・・
大変ですねぇ・・なんて言葉絶対に言えませんもの。
その人にしか分からない苦悩や喜びがあるはずなので。
主人が居なくなってもいつもの生活です。
私もすこしづつ楽しいことを増やしていこうと思っています・・・。
9日に竹内まりやのライブに行くんですよ・・。
それも、アリーナ席前から8列目と言うラッキーです。
主人は音楽もあまり興味なかったのできっと一緒にはいかなかったでしょうねぇ・・・。笑。

ここ数日福岡も10度を切る寒さです。
風邪ひかないようにしましょうね。
みきさんへ (yuki)
2014-12-08 11:58:33
みきさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
東京も今朝はとても寒いです。

竹内まりあのコンサートですか!いいですね~。
あたたかみのある曲調と共感できる詩が私も結構好きで、カーオーディオに入っています。
我が夫も嫌いではなかったので、ドライブしながら一緒に聞いていました。
ご夫婦2人で音楽作りをされているところも羨ましいですね。いいなあ~。

みきさんも楽しいことを少しづつ増やして
「毎日がスペシャル!」で行きましょう!て感じですね。私も賛成です。

そうか~、みきさんは水泳もなさっていらっしゃるんでしたね~。すごいな~。

先日 大学時代のスキー仲間が家にきてくれて、皆、子育ても一段落したようで
スキーも復活させたいんですけれど 
一人暮らしだと 骨折とか捻挫とかしちゃったら誰も面倒みてくれないので、
やっぱりちょっと躊躇しますね~。
ピーカンの雪山を滑るのは最高に気持ちいいんですけれど。


一周忌がすぎちょっとホッとしております。
今日はゆっくりと昨日の片づけをしながらのんびり過ごします。

またのコメントお待ちしております。
年賀状など作成 (みき)
2014-12-08 14:54:07
yukiさん

こんにちは。

今日は自宅の修理のためこもってします。
でも、そんな日はやらなければいけない事をやる良い機会ですね。
たまった書類の整理など。
DMとかいろんな紙が本当にたまります・・。涙

年賀状作成をしています・・・。
やりだしたら、あ~でもない、こ~でもないと試行錯誤です。でも、楽しいです。
親ばかですが息子たちの分まで・・・笑。

yukiさんはスキーされるんですね・・
私は生まれてこの方スキーはしたことないのです。
九州と言うこともありますがそういう機会が残念ながら今までなかったです。
子供たちは修学旅行が長野でスキーでしたので
体験済みです。

私もやってみたいですが、やはり怪我が怖いですね。
上手い人でないと骨折とかしないから大丈夫!!
せいぜい筋肉痛くらい・・と、言われていますが。。。
雪は見たいですが眺めるくらいでいいかなぁ・・・。笑

竹内まりやは勿論ですが山下達郎のファンなので
多分ツアーには一緒でしょうからそれもお楽しみです・・・。

ほんと!毎日がスペシャル・・前を向いていきましょうね。
みきさんへ (yuki)
2014-12-08 16:51:02
みきさん

そうですね~、私も年賀状を書かないと。まだこれからです。
これまでは2人でその年に旅行した写真を何枚か入れ、それらにキャプションをいれて作っていましたが、
一人になってしまったので一人で写ってる写真を載せるんでしょうかね~。
またさびしいなぁ~。どうしよう・・・・。

ライブ、山下達郎も舞台に出てくるわけですね。それは楽しみですね~。
夫唱婦随というか、婦唱夫随というか、理想的な夫婦です。いいですね~。
竹内まりやの曲のあちこちに山下リズム&メロディがでてきますもんね。

スキーは、学生時代はこれでもちゃんとやっていたんですが・・
冬はもちろん、GW、夏スキーも穂高の涸沢というところで残雪の上を滑ったことがあります。
卒業して20代は何度かスキー場にも行きましたが
啓保はスキーを全くしないので、結婚してからほとんど行ってません。
となると、ブランク20年はあります。
もう足腰弱々です。寒さにも耐えられるか、という感じです。
ですから スキーをする、と言ってよいのかどうか・・・。

スキーヤーの三浦雄一郎さんの御父さんは確か100歳になっても滑っていたと思うので、
素敵だなと思いながら、まだ自分の年でくたばっている場合じゃないとは思うのですが。

晴れた日に山頂から眺める雪山の景色は最高なんですよ。