病室の様子。
25日金曜日に退院した。
23日に担当医が昼に退院計画書を病室にもってきてくれたが、24日の血液検査結果、超音波検査結果によって正式に退院が決まった。
担当医曰く、
「以前の入院のとき(一次治療の抗癌剤治療入院の時)に比べると体力もだいぶ落ちてきているようで
現在の体調も考慮すると抗癌剤治療はしばらくお休みしたほうがよい。」という話だった。
それから肝機能の数値がいまいちよくないらしいこともあってか、
これまで受けてきたイリノテカン維持療法は受けられないという話であった。(私としては少しショックである)
オキシコンチンを長いこと飲んでおり便秘も続いていたのがよくなかったか?
抗癌剤治療を10コースも続けてきたので 肝臓、その他の臓器も悲鳴を上げてしまったのか?
慢性化して今回の胆管炎が再発するようなら胆嚢を手術してとってしまう、という手もあると担当医はサラッと言っていた。
えっ!!胆嚢をとる???!!胆嚢をとるならば癌を先にとってくれ~~~!という感じだが・・・。
最後の血液検査では肝機能のLDHの数値が正常範囲を若干上回っており少々心配。まだ完全に治ったというわけではない様子。
23日の晩も熱は37.7℃くらいに上がっていた。看護師さんも心配してくれていた。
看護師さんからの提案で退院後の食生活について栄養士による栄養指導の時間を段取りしてくれて24日3時より30分ほど個別に指導を受けた。
これはとても役にたった。
退院後はしばらく脂質を通常より少し抑え目にしなくてはいけないが、
脂質といってもいろんなものに含まれているわけで何をどうしたらよいか具体的にはよく解らない。
とりあえず病院に入院する前直近の食事の内容について聞いてみたところ脂質過多ぎみであることが解った。
やはり生卵1日3個(三食卵掛け玄米)は多すぎた。
いいと思って飲んでいた栄養補助ドリンクも脂質が多く含まれており
「飲むならばこちらの方がいいですよ。」と脂質のないドリンクを調べてくれ 提案してくれた。
それから「玄米はいいけれど 消化が悪いので当分の間はおかゆにしてください。」とのこと。
「野菜を食べなくちゃダメです。果物にない栄養素がありますから・・・」とのこと。解っているけれど啓保の好き嫌いが・・・・。
理屈通りにいかないから苦労しているわけで・・・・・・・・・・。
夕方 担当医が病室に回診に来てくれた時は
「食事についてはあまりストイックに考えなくていいですよ、見るからに脂っこそうな食べ物をさければいいですよ。」とのこと。
看護師さんも
退院後心配な点があれば 相談してください、とよく気をまわしてくれる。ありがたい。
もし 退院後何かあったら病院に連絡してきてください、とのこと。
本当にお世話になった。皆さまに感謝する。
25日家に帰ってから 夜 病棟の看護師さんから連絡があり どうやらステテコを一枚忘れてきたらしい・・。(電話で大笑)
次回受け取りにいく約束。
次回通院は11月7日予定。それまで何もないといい。
この一年の間にいろいろな方に頂いたお守り。家では枕元に、病室ではベットの柵にさげている。