かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

曽我別所梅林・梅まつり(小田原梅まつり)

2012年03月05日 | ぶらっと散策
<2012年3月上旬>

今年は開花が遅れ、開催期間が延長された小田原の梅まつり・曽我別所会場に
昨年に引き続き行ってきました。
昨年の様子はこちら

曽我梅林は、御殿場線の国府津駅の隣の下曽我駅を中心とした梅林の総称で、
白梅を中心とした約35000本の梅の木があるそうです。

天気がよければ、富士山、箱根、丹沢の山々がきれいなのですが、あいにくのくもり空でした。
さて、梅の咲き具合ですが、あいまいな言い方ですが、思っていたよりも咲いていました。
位置等の影響なのか、木によってはまったく咲いていないものや、
7分咲きくらいのものもありました。

野外ステージ裏の遊歩道付近です。

背後は曽我丘陵。

一部分を切り取ったもの。


一見すると結構咲いていますが、まだまだといった木も。

背後の曽我丘陵は、葉の落ちた木、梅、竹林、常緑樹が微妙に混ざり、淡い色合いの丘陵で、
小田原方面に行くたびに「いい感じ」に思う、お気に入りの景色です。

遊歩道の反対側から。

右側の木はほとんど咲いていません。

白梅のアップ。


梅園の中を歩き回り、そこそこ咲いているところを写しました。


白梅が中心ですが、紅梅もあります。


別の紅梅のアップ。


土手の上からの景色。

右手前の枝垂れ梅はあまり咲いていません。

土手の上からの曽我丘陵。

満開なら白いじゅうたんのようになるのでしょう

うめの里食堂まえの紅梅、奥の大いちょうの木。


曽我梅林のメイン会場のあたりよりも、山の中腹の方が咲いているということで、
そちらに向かいます。
聞くところによると、梅林に冷気が溜まるため、中腹のほうから咲いていくらしいです。

途中の法蓮寺。


中腹から見た別所梅林。

このあたりの梅はほぼ満開です。

前を見ると、みかん畑もあります。このあたりはみかんの産地でもあります。


少し歩くと、車道にぶつかり、見晴らしが良いところにでます。

天気がよければ、富士山、金時山と箱根の山々が一望できます。

帰り道に出くわした景色。

つみわらです。

この日一番の梅の木は、こちら。

植物の生命力を感じます。一度だめになってもあきらめずに立ち上がろうとするようで、
とても感動しました。


曽我は、仇うちで有名な曽我兄弟の育った地としても知られ、数多くの史跡が残されています。
曽我丘陵にはハイキングコースもあり、前々からこの季節にトライしたいと思ってますが、
実現していません。

帰りに、昨年買いそびれた大根の浅漬けと梅干しなどのお土産をたくさん買って帰りました。


ホームページによると、
梅まつりは3月6日で終了です。梅まつり終了後は農作業が始まるため畑の中へは入れませんが、歩道、農道からの観梅はできます。これで十分に鑑賞できます。
とのことですので、農作業の邪魔にならないよう見に行ってはいかがでしょう。