927年に編纂された「延喜式」神名帳には、当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧が記録されており、
その神社のことを「式内社」と呼びます。
「相模国」の式内社は十三社が記録されており、すべて訪問しました。
(「延喜式内 相模国十三社」の一覧はこちらでご覧いただけます。)
川崎市と横浜市の半分くらいが、昔は「武蔵国」だったため
現在の神奈川県内にある「延喜式内社」というとらえ方をすると、
武蔵国式内社の「杉山神社」を参拝しないわけにはいきません。
「杉山神社」は、武蔵国式内社の六の宮とされる格調の高い神社ですが、
「杉山神社」には「論社」が非常に多く存在します。
(「論社」とは、延喜式に記載された神社と同一もしくは
その後裔と推定される神社のことをいいます。)
また、鶴見川水系の横浜市、川崎市、町田市には、
不思議と「杉山神社」が40以上存在します。
今回紹介する都筑区勝田町の杉山神社も論社のひとつとされています。
中原街道から1本西側の道沿いに鳥居があります。
鳥居の扁額
鳥居をくぐると参道の向きが変わります。
社号碑脇の階段を登ります。
階段の先に灯籠があり、さらに先に社殿が見えます。
狛犬(右
狛犬(左
拝殿と境内社が見えます。
拝殿
拝殿のガラス戸の向うに、扁額が見えます。
拝殿と本殿
本殿
境内社
武蔵国御嶽神社のお札があります。
境内社の稲荷社
稲荷社の祠
眷属のキツネ(右
眷属のキツネ(左
境内の周囲の樹林
境内周囲の竹林
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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII | |
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