かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

新港ふ頭の潜水艦救難艦「ちはや」の一般公開(横浜・新港ふ頭)

2015年10月15日 | ぶらっと散策

今年度観艦式を担当する海上自衛隊では、観艦式前の1週間を「FLEET WEEK 2015」として
様々なイベントを用意しています。
その一環で護衛艦等の艦艇の一般公開も行っています。
大桟橋の護衛艦「いずも」とスタンプラリーはこちらでご覧いただけます。

新港ふ頭で一般公開していた、潜水艦救難艦「ちはや」を紹介します。

実は個人的に、この「ちはや」が今回の目玉と考えていました。
いままでいろいろな艦船を見学しましたが、潜水艦救難艦「ちはや」は見学したことがない種類でした。

新港ふ頭に停泊する潜水艦救難艦「ちはや」(左)と、訓練支援艦「くろべ」(右)

数日前に撮影した際は気が付きませんでしたが、左の「ちはや」の
艦橋の  の上部が目隠しされています。
グレーのシートで覆われている部分は、と思われます。
核心部は見られては問題があると思われます。

金属探知機(空港と同じゲート式)と手荷物検査を行います。
「ちはや」と「くろべ」は入口が一つですので、検査も1回で済みます。

「ちはや」に向かいます。


「ちはや」のタラップ


乗船した目の前に、深海救難艇があります。

深海救難艇は、潜水艦等が深海で遭難した際に乗組員を救助する艦艇です。

深海救難艇の船首よりの格納庫にスタンプを押す場所があります。
格納庫からはしごに近い急な階段を登ります。
1段高いところから。


さらにまた急な階段を登り、バッテリー保管庫に出ます。

深海救難艇はバッテリーで動くようです。

外に出て艦橋に向かいます。

一等海尉の方が説明をしていらっしゃいました。
サーチライトがあります。


艦橋内部


艦長席


いろいろな機器類


艦橋から船首を望みます。


航海科の盾がありました。


操舵部分


外に出て見上げると、1段高いところにある救難指揮所の窓に
目隠しがしてありました。


艦内を通って下って行きますが、途中にあった士官食器室


トイレは利用できました。

左側に「小」があります。
せっかくなので使わせていただきました。

甲板まで降りて、左舷を後方に進みます。

すぐお隣に訓練支援艦「くろべ」があります。

潜水艦救難艦「ちはや」の浮き輪


潜水服も展示してありました。


船体中央でいったんお隣の「くろべ」に乗り移り、
「くろべ」後部から再び「ちはや」の後部甲板に戻ります。
訓練支援艦「くろべ」の様子は次回紹介します。


水艦救難艦「ちはや」の後部甲板


救助ボートと煙突


後部甲板


下船後、船体の中央付近のムーンプール

深海救難艇を出動・回収するための機械です。
個人的にはメカっぽくて大好きです。