浄土真宗親鸞会 いわみ親鸞聖人に学ぶ会

なぜ生きる(人生の目的)

闇夜に浮かぶ光

2009-10-02 21:31:49 | Weblog
島根の夕日は最高ですが、
夕日が沈むと今度は、海にポツンポツンと
明かりが港から、出て行きます。

漁り火です。

夜には水平線に明かりが並び、
ひじょうに綺麗ですよ。
こんな夜景は都会では見れないね。


そういえば、二千畳の親鸞会館の夜景も
まさに、闇夜に浮かぶ大船のよう。


実は、こんな自然豊な、島根県でも
悲しいことに自殺者が多い。

苦しい人生なぜ生きるか
何のためにこの世に生まれてきたのか。

誰も教えてくれずに、
この世に失望し、絶望し、一点の明かりもない
この世は闇だ、と思って
人生を終えてしまうのかもしれない。


『人はなんのために生まれ、生きているのだろうか。
 なぜ苦しくても自殺してはならぬのか。
 「人生の目的」は何か。
 親鸞聖人の答えは、ゆるぎなき確信と勇気を持って、
 簡潔であざやかである。
 「苦しみの波の絶えない人生の海を、
  明るくわたす大船がある。
  その船に乗り、未来永遠の幸福に
  生きるためである」

主著、『教行信証』の冒頭に、つぎのように記されている。
「難思の弘誓は難度海を度する大船、
 無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり(教行信証)」

「弥陀の誓願は、
私たちの苦悩の根元である無明の闇を破り、
苦しみの波の絶えない人生の海を、
明るく楽しくわたす大船である。
この船に乗ることこそが人生の目的だ」
全人類への一大宣言といえよう。
                ~「なぜ生きる」高森顕徹先生

苦しみの人生の海に、
絶望している人たちに、

ここに大船があるぞ、と
人生の目的を知らされた人は、
光を灯していかねばならない。

島根の漁り火のように
あっちにも、こっちにも

「人生には、”よくぞこの世に生まれたものぞ”
 という生命の大歓喜があるんだぞー」
と、光を放っていかねばならない。









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