おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

「デング熱について」 lala的考察

2014-09-09 15:50:58 | 薬・治療・健康



昨日、今日の新聞記事です

相変わらず、大騒ぎのデング熱で
感染地域がどんどん広がって、感染者もどんどん増えてるようですね

まあ、どこでも言われていることですが
70年ぶりではなく、ずいぶん前からデング熱は発症してたけど
最近になって初めて、風邪症候群だと思っていた症状のいくつかが
デング熱だとわかった、ということなんでしょうね

でもそうなると、最近日本に入ってきたというより
前から日本にいたウィルスで、長い間に変異して
日本人に馴染んだものなんじゃないのかなぁ

つまり、ウィルスは感染した個体(この場合は人間)の中でしか生きられないので
自分の生きる場が無くならないよう、
つまりその固体を殺さないよう、変異していくということです

だから、初めて感染した人の中には、高熱や発疹など
激しい症状を現す人がいるけど、最終的には症状が治まり
1週間ほどで治っていくんじゃないかしら?

そのため前の記事でも書いたけど
注意喚起しなくちゃいけないのは、厚労省や保健所、医療関係者であって
医学知識の無い一般人には、不安を煽るような情報提供や
パニックを起こすようなテレビや新聞の取り上げ方をしないよう
注意して欲しいなと思います


そして、今回のデング熱感染後の症状で、発疹が出るとか
罹った人の一部は違うデング熱に罹ると、症状が酷くなりデング出血熱になる
という話を聞いて、私が思ったことは・・・

『これって、所謂アレルギーの症状なんじゃないの?』ということ


このところ、アレルギーが原因の様々な症状が増えていて
私も店頭で相談を受けることが多くなっているのですが
所謂、風邪症候群の症状である、喉の違和感、鼻水、咳なども
ウィルス感染の症状と言うより、
花粉症と同じ、アレルギーの症状ではないか、と思うようになってきたのです

つまり、花粉を追い出そうとするアレルギー反応として
鼻水、くしゃみ、目の充血が現れるように
ウィルスを追い出そう、殺そうとするアレルギー反応として
喉の炎症・痛み、発熱、咳、発疹が出るのではないか、ということです

だから解熱剤や抗ヒスタミン(鼻水の薬)、咳止めなどの
一般的な症状を緩和する風邪薬(総合感冒薬)を飲んでも意味が無くて
結局、アレルギーを抑えるお薬を飲んだ方が
全体的な症状が改善するのではないか、という印象を受けています

そして、デング熱も風邪症候群と同じ症状であるなら
それってアレルギー反応なんじゃないかなぁ

だから、インフルエンザ同様に
銀翹散や葛根湯などの免疫力を上げる処方が
しっかり効くんじゃないかと思うんですよね


そして、もうひとつ大事なのが塗り薬

蚊に刺された後、デング熱ウィルスに対して、
身体が激しいアレルギー反応を起こすとするなら
刺された患部に、ちゃんとステロイドを塗って
アレルギーを起こさないよう、処置をするべきだと思うんですよね

蚊に刺されて痒くなっても、時間が経てば痒みは治まっていくから
そのまま薬を塗るのを忘れてしまう人がいるけど
翌日蚊に刺された場所は、また痒くなりますから
それも放って置くと全体的なアレルギーの症状として
発熱や発疹、などが出てくるんじゃないのかな?


ということで、私から皆さんへの提案

蚊に刺されたら、ステロイド含有の虫刺され用塗り薬をきちんと塗りましょう
虫刺されの薬

そして、喉の違和感を感じたら銀翹散、寒気を感じたら葛根湯
を一分でも、一秒でも早く飲みましょう
冷えの風邪、熱の風邪

長引いたら、竹筎温胆湯も試してもいいんじゃないかな?
こじれた熱っぽい風邪に効く漢方薬「竹じょ温胆湯」

お試しください

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