忘備録

温泉の記録とか日記とか、何を考えていたのか思い出すための記録。

伊香保温泉「福一」に泊まってみた

2012-02-26 16:23:41 | 温泉


職場の隅にすっかり日焼けして放置されていた文庫サイズの温泉本があったので、貰ってきた。

伊香保の共同露天風呂。





ふむ・・行ってみっか、という訳でJRバスから降りたところが、石段の登り口。





365段の階段は、きついかなと思いきや案外楽勝。

途中、岸権旅館の前に「足湯」があった。昔の写真なんかも何点か張り出してあった。



もうちょっと登ったところに「処処や」という蕎麦屋さんがあって、一階で伊香保焼き(たこ焼き?)を焼いているんだけど、左側の狭い入口を入り、靴を脱いで奥の階段を上がっていくと広い座敷がある。ちょっと歴史を感じさせる建物。でも、もともとは何屋さんだっんですかねというような・・。うどん、美味しかった。



伊香保の観光組合かなにかのHPから伊香保マップ(PDF)を印刷してきたものがあって、それを見ながら伊香保共同露天風呂に向かった。

まず、赤い河鹿橋があって、ちょっと行くと飲泉所がある。






その先。




風呂は昔の本にあったような形状でしたが、混浴ではありません。
結構にぎわっていました。
しかし、人があまりいないときに入浴するほうが、風情がありそうです。

飲泉所の前にあった「橋本ホテル」という建物が妙に気になり、戻ってからじゃらんの口コミをみたのですが、評判は散々のようです。でも、ちょっと泊まってみたいかも。雰囲気良くないですか?



で、「福一」ですが、階段側からだと入口が分かりにくい。地元の人に教えて貰ったところは「裏玄関」と書いてありました。さきほど「裏口」かとおもってスルーしたところでしたが、伊香保の階段側からはここから入ってインターホンを呼ぶと係りの人が迎えに来てくれるそうです。



大型旅館は知ってましたが、想像以上に広い。

フロントまでテクテク案内されて、今度は上戸彩に髪型が似ている係りの人に、いま通って来たところを逆に同じくらいもどり、部屋へ。館内が広い。






部屋とか食事とか風呂とかの案内が終わってから、ざっと一通り見まわしましたが、一言で言えばサービスが「洗練」されていてると思いました。大浴場まで遠いし、お風呂も大勢が使えるように広くて面白みがないとか、団体が多いとか、従業員があまり目に入らないとか、大型旅館としてはどうしようもない事はあるのですが、それ以外大浴場にタオルがあり手ぶらでいけるとか、アメニティーもそろっていて部屋の使い勝手がよいとか、料理もきちんとでてくるとか、困ることはあまりない感じです。なにかあれば電話でフロントがしっかりした受け答えで対応してくれます。どちらかというとホテルのフロントのようなしっかり感。帰りの送迎もきちんとしてくれました。ロビーもなんとなく落ち着いていて品もありますね。



若い人の大勢の団体がいて、どうもIT関係の会社だったみたいです。いまどきこういう旅館に連れてきてくれる会社もあるんですね。

以前「福一」は元総理大臣の福田赳夫氏の親戚がやっていると聞いたことがあるのですが、調べてもソースが出てきません。ちょっと怪しい情報かも。

まあ、宿としての面白みはあまりなく印象にのこることも少ないですが、割り切ってしまえば悪くないし、むしろよい宿だと思いました。

向かいに建っていた「大江戸温泉物語」はどうかな。こんど機会があれば。








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