田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

最下位も5位も決まって

2008-10-08 23:10:12 | 野球
ヤ4-1横(8日) 由規が2勝目(共同通信) - goo ニュース

パリーグのペナントレースが終わり、今日はセリーグの最後の天王山が東京ドームで行なわれた。
そこから西へ何キロか行った場所、神宮球場では既に5位が決まったスワローズとかなり前に最下位が決まったベイスターズの試合が。
頭の中を空っぽにして、とりあえず目の前の野球を楽しもうと曇り空のもと足を運んだ。

先発は由規と三浦。
先週のカープ戦でも堂々のピッチングを見せた由規だが、今回はそれ以上。
150キロを超えるストレートが低めに決まる。
変化球は鋭く落ちる。
初回、石川の三球三振から始まってベイスターズ打線はまともに打たせてもらえない。

一方の三浦は高めに浮いた球を狙われ、失点を繰り返した。
初回には野口のソロ、2回には川本のタイムリー、3回にはノーアウト1、3塁で大道的なムードを持ち個人的には注目の4番畠山との勝負。
畠山は何とか右に流そうとするが、最後はショートゴロに倒れダブルプレー。
それでもサードからランナーがホームインし、3点目が入った。

後は由規がどこまで投げるか。
完全試合の夢は6回、三浦のセンター前ヒットで崩れるが、ピッチングに揺るぎはないし、バックもしっかり盛り立てる。
ただ、ベイスターズの選手たちがただボールを投げ、ただバットを振り、試合終了の時間をずっと待っていただけという感じもした。
先週、1アウト2塁の場面、ショートゴロで必死にサードへ、そしてホームへ駆け抜けていった東出の姿を見ただけに。

8回を吉村のソロのみ、1失点で抑えた由規。
もちろん9回も行くだろうと思ったが、林の日韓通算200セーブがかかっていたとかで、マウンドを譲った。
ただ、そんな事も試合の大勢に影響はなく、すんなりと試合が終わり、由規と林のヒーローインタビューが始まろうとする1塁側に背を向けて。





引き連れるというにはあまりに少ない報道陣。
「辞めろ」コールが2、3聞こえる中、いつものようにといった感じで帰路に着く大矢監督。
来季もこの光景は変わらなさそうだ。

同じ最下位の身分で言うのもなんだが、監督を変え、内部昇格が多いとはいえコーチ陣を変えて来季に臨むホークスが大分マシに思えてきた。
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