見出し画像

岸本晃の住民プロデューサーNEWS

テレビ70歳へ① 隠密剣士から地域おこしへ

 はじめに
このブログは今日で544,633訪問数、1,8622,93閲覧数あります。かなり長い間休んでいたのですが、あらためてアクセスいただいた皆さんへ私の新しいスタートに伴って日々の動きをお知らせしようと考えてはじめました。変なイントロではじめましたが、おいおいイントロの意味がわかってくると思います。さてはじめます !!

 「テレビ70歳」に向けてやっとスタートを切りました。

 テレビの70歳は来年なので今年はテレビ69歳。昭和28年の2月にNHK、8月に日本テレビが開局して日本にテレビが一気に普及します。私のテレビとの出会いの記憶は、まずは力道山。日本テレビのゴールデンタイムに賑々しいBGMに乗ってはじまったプロレスに魅せられ、姫路厚生年金会館のリングサイドまでよく走ったプロレス少年でした。ジャイアント馬場、先日亡くなったアントニオ猪木へとリレーしながらも高校生まで追っかけしてました。藤田まことと白木みのるの珍道中ステージ劇「てなもんや三度笠」、「番頭はんと丁稚どん」は90歳を越えていまだに活躍中の大村崑さんの丁稚さんのコミカルな仕草に引き込まれました。鉄腕アトム、エイトマン、隠密剣士・・。

 隠密剣士が意外と今に繋がっているのです。ここはテレビと今の私の関係性を作る最も大事な番組だったかもしれません。隠密剣士は大瀬康一演ずる幕府の隠密がラストシーンは必ず悪者たちをバッタバッタと切り倒すシーンでした。私はどういうわけか、斬られて地面に倒れ込む悪者たちのことが気になって、あのおじさんの子どもやお母さんはどこにいるんだろう?お父さんがいなくなって明日からどうするんだろう・・・なんて子どもながらに考えて、主役の大瀬さんよりは倒れていく悪者たちに目がいくのでした。後年、Twitterが世に出てから自分で触り始めて閃いたのも隠密剣士。

 自分から他者へ、その他者からまた次の他者へと飛んで行ける主役の交代の仕組みがあの隠密剣士を思い出させたんです。斬られて死んだ悪者、その子ども、さらにそのお母さん・・・次々と気になる人の中に追体験していく仕組みをTwitterが実現してくれたと感じました。それはさらに後に出てくるFacebookで私的には確立しました。隠密剣士だけでなく、学校の授業中もできるだけ後ろの席に座ってクラスの全員のことが気になっていました。好きな女の子は勿論ですが、いじめられてる子、優等生、ちょい悪など実に多種多様な同級生たちがいて、一人一人が全然違う動きをしていてそれが何だかとても気になって自分との違いがわかってくるにつれて、自分がわかる。

小学校の頃はそこまではっきりと認識してなかったんだろうけど、自然と全員が気になり、自然と自分って何?みたいな疑問が生まれ始めていたのではと振り返ります。そして、その調子で大学は出たけれどやりたいこともなく、行き着いた別府の温泉旅館でフリーターのようなことが始まり、カメラマンからディレクターへ。そしてある日突然の出来事があり、結果的には酒の縁で29歳でテレビ局に間違って入ってしまい、42歳のある晩、突然退職宣言。翌日から(実際はしばらくは残務処理と引き継ぎ期間あり)今の仕事、「テレビで地域おこし」をスタートしたのです。
<つづく>

*このブログは今日から「住民プロデューサーNews」とします。ちなみにこれまでは「住民ディレクターNews」でした。
*11/4(金)正午から13時まで  テレビで地域おこし「ふらっと九州☆東峰村」というYouTube番組をスタートします。
 視聴はこちらで→https://www.tohotv.jp/

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビ70歳」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事