墨色・文房四宝の魅力と不思議を!

文房四宝を基本とした墨芸術の作家活動を、ヨーロッパへ発信中

古彩墨って!

2011-07-06 16:50:00 | 文房四宝

古彩墨

江戸風俗画図巻  宮川 長春 (1682~1752)
この画の中の右側の 女性が古彩墨を硯で磨っています(JAL カレンダーより)


古彩墨を手に入れてから 偶然いつも見ていたJALカレンダーでこの画を見た時有難かった
何故なら 実際に日本に於いて、日本画作家たちが使用していたという事実の証拠になりますから

 この色はこの古彩墨の色です

博物館で出会う日本画で とても色が冴えた作品に出会いませんか?
昨日描いたみたいなしっとりとした彩色に 
それは 古彩墨を使った作品だと私は思います! 
何故なら 墨は年月が過ぎればすぎるほど 古墨色になるという事実があるからです

只今私が使用している古彩墨はこれです!

芸術家でない私が使うのは勿体ないと言われますが 色を知らなければそれこそ話になりません!
(道具やのプライドにに係りますから)

硯は泥硯を使っています 泥硯に於いても 色々所見がありますが 私の泥硯は焼き物と言われている泥硯で
当然 古泥硯です!

まだいろいろな古彩墨が有りますので 私のホームページを覗いて見て下さい!

http://members.jcom.home.ne.jp/shuhou2/index.htm

    

    

古彩墨自体も 美術品だと私には思えますが・・・・
好いものは見ても使っても好いものです!