墨色・文房四宝の魅力と不思議を!

文房四宝を基本とした墨芸術の作家活動を、ヨーロッパへ発信中

嘉慶墨 御製銘園図墨  31/64~36/64

2016-10-27 14:04:25 | 古墨

嘉慶墨 御製銘園図墨  31/64~36/64

 

31 蕉雨軒             32 景芳書院 乾隆50年製               33 画禅室

     7.5cm x 3.6cm x 1.1cm  35g             7.2cm x 4.9cm x 1.1cm  46g             10.6cm x 3cm x 1cm  50g 

            

 

 

34 芝蘭室                35 長春仙館                36 韶景軒

10.6cm x 3.2cm x 1.2cm  59g     9.6cm x 4.9cm x 1.1cm  63g        9.9cm x 4.5cm x 1.1cm  62g

                          


嘉慶墨 御製銘園図墨 25/64~30/64

2016-10-22 10:08:34 | 古墨

 

嘉慶墨 御製銘園図墨 25/64~30/64


25 春耦齊 乾隆50年製      26 補桐書屋 乾隆50年製       27 冩妙石室 乾隆50年製    

7.3cm x 5.1cm x 1.1cm  68g     9.5cm x 4cm x 1.1cm  58g      7.5cm x 4.5cm x 1.1cm  52g

               


28 鏤月開雲                29 古香齊               30 頣和書屋

7.5cm x 4.1cm 1.2cm  43g     9.2cm x 3.8cm x 1.1cm  46g      7.5cm x 4.2cm x 1.3cm  26g 

                      

  

 


嘉慶墨 64セット 19/64~24/64

2016-10-20 15:04:59 | 古墨

嘉慶墨 御製銘園図墨 19/64~24/64


19 古柯庭 乾隆50年製            20 墨池雲                 21 煙雲舒巻

12cm x 4.1cm x 1.3cm  71g            8.6cm x 6.5cm x 1.2cm  58g          9.8cm x 4.3cm x 1.1cm  57g

                    



22 延春閣             23 玉壺冰 乾隆50年製               24 慎儉徳

9.8cm x 3.7cm x 1.1cm  50g        7.6cm x 3.3cm x 1.1cm  48g           9.9cm x 3.1cm x 1.1cm  47g


                              


コレクションとしても 素晴らしいものです!その時代にもこれだけのコレクションを手に入れて、使わずに残してくれたことに感謝!
この古墨たちをデザインしながら 楽しみ 又未来の人間達に残し、何を話しかけたかったのでしょう?

私個人には この時代の文人達の嘉慶時代の文化の香を伝承してくれたことに感謝し 書文化の高さ・文房四宝を意識させてくれました!
 彼らは作品に使われた墨のいろが 美しい透明度を増して現代人にその時代の匂いを語り掛けていることを想像していたでしょうか?
心からの喜びを感じております。


嘉慶64セット墨  13/64~18/64

2016-10-19 17:42:07 | 古墨

嘉慶墨 御製銘園図墨 13/64~18/64

1736年~1820年

13 飛雲軒            14 涌徳書屋            15 韻藻樓

9.5cm x 4.2cm x 1.1cm  53g  9.5cm x 5cm x 1.2cm  56g  10cm x 4.8cm x 1.1cm  61g

 

                 


 16 茹古堂   乾隆50年製         17 琴徳簃        18 罨画軒 乾隆50年製

   9.8cm x 5.3cm x 1cm  61g         10cm x 3cm x 1.15cm  49g       10cm x 3.1cm x 1.15cm  47g

                          


古墨 

2016-10-16 14:52:54 | 古墨

御製銘園図墨 嘉慶墨 7/64 ~12/64  両面写真

                  7 蘭室                                   8 翠微堂乾隆50年製                          9 鏡水齋 

  7cmx 5.2cm x 1.1cm  52g             5.9cm x 5.3cm x 1.3cm  41g           直径:6.1cm x 1.1cm   52g

            

 

                         10 淵映齋                                        11 韻泉書屋                     12 天然圖画

  4.6cm x 6.4cm cm x 1.2cm  48g           5cm x 6.3 cm x 1.2cm  40g     9.1cm x 5cm x 1.7cm  40g

                   


色んな造形が 有りますが 墨は 煤と膠と墨匠の秘伝の薬草を入れて 何万杵ももちを搗き 空気を墨の中から追い出し造ると・・・・・
その時代の書家・画家・詩人・彫り師の手を経て 墨工房で造られます。
 今も大変な作業だと知識では理解されています。
又それ以上に昔の文人・職人さん達の厳しい そして。思いが 一つ一つの墨に 込められていています 

どうぞ 造形の面白さだけでなく この時代の中国 清朝時代に心馳せながら鑑賞していただければと願います!


古墨 御製銘園図墨 嘉慶墨 1/64~6/64 裏面 

2016-10-15 20:56:49 | 古墨

この前のページの古墨の裏面



          

其々に 墨の名称が刻されております。
銘園図墨と題名があります・・・・・・・? 
堂 ・ 清晏 ・ 軒 ・ 樓 ・ 屋 ・ 庭 ・ 室 ・ 齋 ・ 閣 その他 色々な 文字が最後についています
文人達の集まる所? 雅号?  格言?   素敵な書が記されていて・・・・・・ 
その時代 貴重な事、何か?だ とは思われるのですが!

 皆様はどう思われますか?


嘉慶墨 64個のセット墨

2016-10-14 10:58:15 | 古墨

昔 集めた 古墨のセット墨 (1~6)/64
嘉慶墨  御製銘園図墨 1736年~1820年

     

 1湛扁樓 乾隆50年製  2 豊楽軒  3 含經堂      4 綺含堂       5 九洲清晏      6 韻古堂

 8㎝ⅹ4㎝ⅹ1.1㎝38g         5cmx7.3cmx1.2cm 44g      5.1cmx 6.2cm 1.2cm 47g     5.3cmx6.4cm1.3cm 49g         4cmx6.3cmx1.2cm 53g        5.5cmx7.5cmx1.6cm 32g

 

集めた中には 乾隆50年製のがありますが とても美しく変わった 面白い型の墨も多々あります。 
私が写真を撮っていますので 納得される姿を見せる事は出来ませんが このようないろんな形の墨を創った 職人達の 余裕 執念 プライド 力・ロマンが
ヒシヒシと感じられ 又 これだけの墨を集めたコレクターの努力が 伝わってきますので 墨を磨るという楽しみはこのコレクションでは 無理で
 これは後世に残すべきものだと墨磨り大好きな私でも思っております!名前は裏面にすべて漢字で記載されております!
ゆっくりと目を見開いてルーペで見ていましたら 載っておりました!なんとなんと素晴らしいではありませんか!!!

墨は磨られて 自分の命をなくしますが 作品の中で永遠の命を灯す・・・・・と 言い続けてきた私ですが その時代のデザイン・文化の匂い・生活態度
このようなセット墨を見ていますと 描いた画家・墨匠・彫刻師・書家の言わんとする大切な心!
これだけの数の文化を やすやすと 持ったからと磨る勇気は起きません(私のみならず)

どこまで進むかわからない科学・文化の発達のこの時代に ノスタルジックな念を 時には・・・・・・・・・!

 

このサイズは 一番小さなサイズではないかなぁ?と 思うのですが この墨の型の大きなものが私の手元に二つほど有りますが 
昔、 私が集めた嘉慶墨のサイズが これらより大きく、 今持っている 鏡水齋・鑑光楼 の古墨より小さいので
デザインが同じで大きさが違うのが色々造られた 現代もそうですからそうに違いないと思えます!

中には 乾隆50年製と側面に陽刻で記されてありますから 嘉慶時代に揃わなかったもの乾隆時代に造られた物を加えたのでしょうから
これは多分 乾隆墨だと思いますが 木耳社の古墨の本には 嘉慶墨と記されていますから 嘉慶墨として 記載しておきます。