前回のブログに載せた古端渓硯で磨っていた墨はこの古墨 福寿雙全です!
硯に水を乗せ 墨を磨る
吸い寄せられていく、何だか磨るという表現よりも導かる 古墨が這うと~言ったほうが・・・・
ゆっくりと墨を
動かしてみますとあの透きとおった天青の石質 紋様の上で マタマタ!蕩けていくように古墨の墨液が表れてきて・・・・・・・・・・
日本の硯の専門書を読んでいた頃 紋様とか石質とか 形・品質には詳しいことを書いてありますが
磨墨の喜びを 書いてあるのは、余りなかったようにおもいます。
磨る喜び!!! 出会える方々との会話で、墨を磨る苦痛は よく聞かれるのですが・・・・・・
何とも言えない磨墨の時間 : 無の世界への誘いを聞きませんが?
私にとっては磨墨時間は至福の時間!!!
スッキリした柔らかな品格ある墨色でしょう!!!???
こんなに心地よい磨墨の時間を感じられないなんて!!!
これからも皆様に文房四宝の世界の素敵な体験談をお話しできますように 色んな 古硯・古墨で磨墨をしていきますので 楽しみに!