横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

なぜマクロビオティックは世界に広まったのか?⑦

2007-09-24 16:03:12 | Weblog
 マクロビオティックで摂取禁止とされている食品のもう一つが砂糖です。
 甘いもの好きの方は極めて数多くおられます。すなわち、砂糖は非常に味覚的に魅力的・誘惑的な食品と言い得るものです。
 そのような砂糖がなぜマクロビオティックで摂取禁止とされているのでしょうか?

 その理由は、一つには、砂糖ことに白砂糖は、あらゆる食品中で最強の酸性食品だからです。
 また、一つには、砂糖は極めて強力な傷害作用を持つ食品であるのです(例えば、糖尿病は血液中の糖が多くなり、この過剰な糖の極めて強力な傷害作用によって様々な組織が傷つけられ、色々な種類の合併症を発症するに至る恐ろしい病気であるのです。また、砂糖の傷害作用は胃潰瘍の抜群の最大の原因因子であります〔酒、ことに糖分を多く含む酒である日本酒も胃潰瘍の原因因子の一つですが、砂糖に比べれば数分の一ほどの因子にしか過ぎません〕)

 そしてさらに、砂糖自体は酸性腐敗便中に産生される有害物質の原料となるわけではありませんが、上記しました強力な傷害作用と酸性化作用で、砂糖は酸性腐敗便の産出を非常に誘発しやすくする代表的な食品であると私は結論しています。
 したがって、この意味でできるだけ摂取を控えて頂きたいのです。

 なお、マクロビオティックなど自然食を実行されておられる方は、野菜などが自然の甘味成分を多量に含んでおりますことは良くご存知のはずです(最近は、品種改良乃至バイオテクノロジーの素晴らしい発達ためか〔?〕、生で食べても非常に甘い果物並の様々な種類の野菜が出てきていますので、なおさらです)。砂糖を普段使っていますと、このような自然の甘味に気づかない方が多いのですが、砂糖を使用しないと、野菜の甘みをしみじみと感ずることができます(現代人は味覚という点に関して、舌が馬鹿になっている方が多いのだと判断されます)。
 したがって、調味料としての砂糖は、たいていの場合、例え用いるとしても僅かにしか必要で無いのです。


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