高橋のブログ

不定期に..

熊本のビジネスホテルみすみ 宿泊記

2016-06-13 08:12:26 | 日記
書き忘れていたが、熊本ボランティア時に宿泊した時のホテルについて触れる。

ボランティアで訪れた時は熊本市内のホテルは緊急の耐震チェック等で宿泊は不可能。
ようやく探し当てたのが、このホテルだった。


熊本駅から1時間程度。JR三角線の終点.三角駅から徒歩3分程度のところにある。
目の前が有明海!




駅前にはコンビニと午後10時まで営業のスーパーがある。お酒や刺身の調達が可能。

初日、午後9時頃に駅に着いてホテルに向かったのだが、コンビニを過ぎると、もう真っ暗だ!通りに照明がない!
ちょっと怖かったが、先に進んで見つけ、中に入ると、いきなり民家の玄関だ。どうみても友達の広い家に来たような感じだった。



いろんな靴があって、スリッパが丁寧に置かれている。

エレベーターは無し。1Fから3Fまで客室。階段の絨毯にはシミがある。部屋のお風呂や洗面台はきちんと清掃されているものの、
古さは否めない。トイレはウォシュレット。冷房、冷蔵庫、ドライヤー、液晶TV完備。食事提供は無し。素泊まりのみ。
1泊2,500円。現金決済のみ。ベッドのシーツ、毛布は毎日取り替えてくれる。






部屋にゴミ箱があるが、廊下に分別用ゴミ箱が設置されている。1Fには部屋の風呂とは別の大きめのお風呂があるようだ。
唯一14畳の部屋だけお風呂がないようで、その方々が主に利用しているようだ。

1Fのリビングと表示のある部屋は昭和風の台所だ。楽天トラベルの写真は少し爽やかだが、実際はもう少し乱雑だ。
電子レンジを始め調理器具は無料で使える。ガスコンロ等も使える。

ただ、ここは基本、管理人のお母さんの私物が置かれている場所だ。洗濯機・乾燥機も無料で使用可。

台所にも冷蔵庫もあるが、中はお母さんの食料品が入っているのだろう。
完全無防備なので、この冷蔵庫を夜中に勝手に開けて、部屋に持ち去ることも可能なわけだが、そんな悪人はいないのだろう。
そのような注意書きは一切なかったのだから。

基本、お母さんは夜は8時過ぎには寝てしまうようだ。昼間は各部屋をお一人で清掃している。
朝は早くから外に散歩?に出かけyているようだ。

2日目の晩にようやく会えた。震災直後は、もうたくさんの方々が押しかけてきて大変だったらしい。
三角の近くでも被災家屋があったが、このホテルは大丈夫だった。またお母さんはコンピューターは全然使えないらしい。
インターネットなんてやったことがないとか。じゃぁ、どうやって楽天トラベル等で予約を受け付けているのか??
息子さん、もしくは娘さんが協力?少し尋ねたい気持ちにもなったが、まぁ、そんなことはどうでもいい感じになった。

このホテルがなければ、今回、熊本に宿泊出来なかったわけで。

昼間の緊張とは対照的な時間だった。

何とも不思議なビジネスホテルだった。ぜひ、また訪れたい。
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