朝、吸引。口の中が乾いていて、少し手間取った。
午前中に医師の往診があった。一通りの検診と吸引。
口から呼吸するために口内が乾くので、ネブライザーという機械を入れることになった。
夕方にいつもの看護師が入り、すでに据え付けられていた機械の使い方の説明を母と私で受けた。痰を柔らかくする薬を水に混ぜて入れ、吸引の10~15分くらい前からミスト状に噴出させるものだった。掃除機の先のような形をした所から出るミストを、朝と夕方の2回、父の口元に向けるのだけれど、手で持っていると疲れるので、ベッドの手すりにハンカチか何かで固定すればいいとのことだった。
水と薬を入れるという作業がまた一つ増え、母は少しうんざりしながらも忘れないようにと確認していた。
夜の吸引時、母が事前に早速ネブライザーをやってみていたが、痰の感じはあまり変わりがないように思った。