虫媒日記。

大島まるかじれ。

畳に一人。

2005-07-23 22:47:10 | Weblog
眠気を孕んでひとり二両編成の電車に揺られていたら、
何をしてるんだか、どこへ行こうとしているのか、
いまいちわからなくなりました。

そういえば、
日光に一人で電車で行ったことってなかった気がする。

おじいちゃんの脚絆は立派だったよ。
うまく結べなかったから、自分で結び直してね。

昭和のはじめから日光の市政に関わってたんですって。
思えば僕は、おじいちゃんがどんな人だったか、あんまり覚えていないのだった。

でも尊敬してるよ。それは確かなのですよ。

日光の夜は静か。
今日は私はひとり、おじいちゃんちで寝ます。

言うなれば死で遊んでいる僕らはなんなんだろう。
誰かが亡くなると、
何を否定するわけでもなく純粋に、
ふとそう思うのです。