ちきゅうぎ

宇宙と地球のかけはし

π10桁のゆとり

2010-02-20 06:59:45 | Weblog
-数学を好きになるにはどうしたら?

本当に好きになるには時間的、精神的な余裕が必要です。
πを「3」として計算する「ゆとり教育」がありましたが、それは本質ではない。

「ゆとり」というなら例えば、πを10桁まで計算してみる。
そうすれば「無理数」の不思議さも実感でき、数学の神秘に触れられる。

数学は思考と感動の学問。
教える側もあきらめず、小さなことでも「わかった!」と体験させることが必要だと思います。

中島さち子 ジャズピアニスト
1979年生まれ。フェリス女学院高在学中の96年、国際数学オリンピックで金メダルを獲得
東大数学科卒。
2/7中島さち子TRIOファーストアルバム「REJOICE」を発表。
ASAHI SHINBUN The Globe No33 2010.2.1より
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ふるさとの水惑星を包み込み青き大気の光輝く

2010-02-07 07:09:59 | Weblog
国際宇宙ステーションから見える地球は、美しく青い光を放つ宝石のようです。

それは暗黒の宇宙の中に浮かぶオアシスのようにも感じられます。

地球の大気層は、薄く青白い霧が輝きながら地球を優しく包み込んでくれているようにも見えます。

この薄い大気層で地球上の生命体が守られていることを思うと、ふるさと地球のかけがえのない環境を守っていくことの大切さを改めて痛感します。

月の入りの際に大気層の中に月が吸い込まれていくように消えていくときの、月と大気層の
色のコントラストもとても印象的です。


若田光一
2009.6.10 中国上空にて@国際宇宙ステーション
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啐啄同時(そくたくどうじ)

2010-02-05 05:33:39 | Weblog
「啐」とは、鶏の卵がかえろうとするとき、雛が殻の内側でなく声のこと
「啄」とは、母鶏がそれに応じて外から殻をつつくこと
このことから、禅宗では、機を得て学ぶ者とその師との両者の心が一致することにたとえており、また、のがしてはならないよい時機という意味にも用いている。
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