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マスター大川エピソード NY説法

2012年11月23日 16時40分54秒 | 宗教・信仰

マスター大川エピソード:NY説法

      
 
私はニューヨークで英語説法をしましたが、事前に、
「ニューヨーカーたちはうぬぼれていて、『日本人の英語を
ちょっと聴いてやろうか』という感じで聴きにくるだろうな」
と予想していました。
 そこで、ちょっとぐらいは、からかってやろうと思い、
説法の中で、ある英語を使ったのです。
 

科学雑誌や新聞の科学欄などに、「冥王星は直径が小さいので、
惑星に値しないかもしれない」というような記事がよく載って
いました。結局、冥王星は、惑星から準惑星に格下げになり
ましたが、これをきっかけとして、一部のアメリカ人の間で、
be plutoed(格下げされる)という英語が使われるようになり
ました。Plutoは、本来、「冥王星」という意味の名詞ですが、
その名詞を動詞に変え、be plutoedという受身形にして、冗談
めかして使うのが流行ったのです。
 これは、辞書には載っていない言葉ですが、英語の新聞のコラム
や英語の雑誌などを読んでいる人であれば、知っています。

 そこで私は、このbe plutoedという言葉を説法の中で使ってみました。
 「ニューヨーカーたちは、どうせ「下手な英語だ」と思って、
私の英語説法を聴いているのだろう」と思ったので、一ヵ所だけ
その言葉を入れてみたのです。
 
すると、一部のニューヨーカーは笑いましたが、一部のニューヨーカー
はまったく反応しませんでした。後者の人たちは、この言葉を
知らなかったわけです。おそらく、科学関係の記事などは読まない
人たちだったのでしょう。
 
そして、be plutoedという言葉を知っていて笑ったニューヨーカーたちは、
「この人は、こういう最新の英語まで勉強しているのか」と思ったわけです。

 一方、反応しなかった人たちは、「この人は、自分たちよりも物事を
知っているかもしれない」と思った事でしょう。そして、発音の悪さや
文法的なたくさんのミスは、いつの間にか忘れてしまい、「自分の
分からない単語を使われた」という事実だけが、頭に残ることに
なるわけです。
 
私が、英語説法をする時には、時々、こういうことをします。

 

 


.SNSより



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