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東京絵の具

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金刀比羅宮

2015年08月11日 | 四国
所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、全国にある金刀比羅神社の総本宮。主祭神を大物主命とする。
海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集める。
「こんぴらさん」と呼ばれて親しまれている。

明治維新の神仏分離・廃仏毀釈が実施される以前は真言宗の象頭山松尾寺金光院であり、
神仏習合で象頭山金毘羅大権現と呼ばれた。現在は神社本庁包括に属する別表神社、
宗教法人金刀比羅本教の総本部。全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもある。

長く続く参道の石段が有名で、参道の石段は本宮までは785段、奥社まで登ると1368段にもなる。

鞘橋(登録有形文化財)。大祭の御神輿の渡御、湖川神事、お田植え祭などの神事のときにのみ用いられる。


門前通りの一部。大門をくぐると特別に境内での営業を許された五人百姓が加美代飴を売っている。


午前6時10分出発。本宮まで約30分、奥社まで約50分くらいで行けます。


旭社(重要文化財)天保8年(1837年)に建立。江戸時代に参拝した森の石松は、あまりの豪華さに
本堂と誤り、ここへの参拝のみで帰ってしまったと伝えられるというが、確かに気持ちは分かる。


本宮。大物主神と崇徳天皇を祀る。


三穂津姫社 - 御別宮。祭神は三穂津姫神。南渡殿の奥に本宮。


絵馬殿


奥社途中にある白峰神社(しろみねじんじゃ)。琴平山は、象頭山(ぞうずさん)として、瀬戸内海国立公園、
名勝、天然記念物に指定されている。奥社の道は、とにかく多くのアブに襲われた。


厳魂神社(いづたまじんじゃ) - 奥社と呼ばれ、1368段の石段を登りきった先に鎮座する。


夏本番だけど、朝早くだったのであまり疲れなかった。子供の頃に来た時は、神社そのものに興味が
なかったのもあるけど、けっこう疲れた思い出があっただけに拍子抜けした。ここに来て思ったのは、
30代になった今でも十分な体力があることに親や神に感謝したい。だから、私は寺や神社によく行くのだと思う。

■番外編

琴平駅(ことひらえき)。登録有形文化財。駅舎が経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されている。


琴平町公会堂。登録有形文化財。


旧金毘羅大芝居(重要文化財) - 金丸座とも呼ばれ、天保7年(1836年)参道近くに建てられた、
現存する日本最古の芝居小屋で、今も毎年春に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」として歌舞伎が公演される。