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キリストの墓

2010年10月09日 | 東北
キリストの里伝承館。キリスト伝説を紹介している。

所在地:青森県三戸郡新郷村大字戸来字野付33-1

竹内巨麿の竹内文書の説によると、「キリストの墓」は青森県戸来(へらい)村
[現在の新郷村]にあるという。旧戸来村の村名は、ヘブライに由来するとされ、
現地にはヘブライ語として読むと意味が通じる伝承歌・ナニャドヤラも伝えられている。

この村の旧家に伝わる家紋は桔梗紋で、ユダヤのシンボル「ダビデの星」と酷似しており、
イエスとの関わりを指摘する説もある。六角から青森県下北郡六ヶ所村も連想したが、
六ヶ所村は、1889年(明治22年)に六集落を統合して村名がついたようである。
日本とヘブライの共通点については、ヘブライの館に詳しく載っています。

イエス・キリストは21才の時に日本に渡り12年間神学について修行を重ね33才の時、
ユダヤに帰って神の教えについて伝道を行いましたが、その当時のユダヤ人たちは
キリストの教えを容れずかえってキリストを捕らえて十字架に磔刑に処さんとしました。
しかし隅々イエスの弟イスキリが兄の身代わりとなって十字架露と果てたのであります。
他方、十字架の磔刑から逃れたキリストは、再び日本の土をふみこの戸来村に住居を定めて、
106才の長寿をもってこの地に没しました。この聖地には右側の十来塚にイエスキリストを、
左側の十代墓に弟イスキリを祀っています。以上はイエスキリストの遺言書によるものと
伝わっています。[現地看板の解説より]


神聖な場所という感じは全くせず、完全なる観光施設である。
更にこの山の参道には普通に仏教の墓石が建てられているw

ヘブライ語「ナニャードヤレー ナニャドナサレデア ナニャドヤラヨー」を訳すと、
「聖前に主を讃えよ、聖前に主は逆賊を掃討したまえり 聖前に主を讃えよ」で、
「神のもとに、自分の軍は敵をやっつけたのだ。自分たちの大将を誉め称えよう」の意味。
青森県南部から岩手県北部にかけての盆踊りで、新郷村のキリスト祭りは「こちら」の
ブログで動画付きで掲載されています。


十来塚 イスキリの墓


十代塚 キリストの墓

キリスト教徒に信じられている墓として、エルサレムの聖墳墓教会が有名だが、
そこから南に3km離れた墓所が今年の三月頃に発見されて物議を醸している。

新郷村のローカル伝説は、ある意味ここまで全国に周知させたのはすごいと思う。
BBC NEWSでは、The Japanese Jesus trailというニュースが掲載されていた。

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