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我慢の力

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症状としての寒気は単なる警告

2013-07-09 17:41:47 | 日記
症状としての寒気は、例えば発熱や頭痛、身体の痛み、咳やくしゃみ、あるいは発疹.腫瘍などに比べて害が少ないと言えます。客観的には患者本人が寒いと思っているだけで、それで何か異常が出たり不都合なことが起こったりということはありません。もっともあまりにもひどい寒気だと、身体がガタガタ震えて仕事にならないとか、物理的にはともかく精神的にダメージが大きいとかありそうですが。

そういう意味では、寒気は身体のサインともいえるわけで、自覚症状がない異常について教えてくれているわけです。もっともわざわざ教えてくれなくても、寒気と同時に眩暈や頭痛、咳、熱などが出ることで、風邪などにやられたことは明白ではあります。つまり、寒気を感じた時にはもう遅いわけですが、これ以上悪化しないように対処するように警告するという意味では有益であるとは言えます。

寒気がした時にはもう風邪をひいていて、そこから治療するのいうのは無理なわけです。せいぜいが対症療法を素早くできるというだけですが、これがなかなか重要です。寒気がするのを無理して仕事を続けていて、風邪どころか肺炎になってしまったという例は時々聞くところで、最初に寒気がした時点で仕事をやめていれば悪化しなかった可能性が高いわけです。そういう意味では、寒気というものはなかなかの警告機能と言えるかもしれません。もっとも警告やサインにしてはちょっと効果が大きすぎる気がしないでもありませんが。

赤みのある肌荒れの原因

2013-07-02 17:38:41 | 日記
肌荒れをすると肌が赤みを帯びて熱くなったような感じがするという症状があります。どちらかというと思春期の方はこの赤みのある肌荒れに悩まされやすい傾向にあるようですね。肌荒れと赤みの直接的な原因については解明されていない部分が非常に多いです。ですが、肌に赤みが出るということで何らかの要因で刺激が起こっているのではないか?という見方が一般的です。

また、急に出てくる赤みや内側から出る赤みではなくにきび跡のクレーターという場合もあります。このような場合は肌のターンオーバーを待ちながら保湿系のケアをすることが重要です。また、肌全体が赤くなったりする場合は前後の状況を見てみましょう。気温の変化や紫外線で赤みが出る場合は敏感肌と考えられます。

そのような場合は敏感肌向けのケアをしっかり行うことが重要です。肌が刺激を感じ取りすぎてしまっているようなので、あまり刺激を与えないようにしながら保湿ケアなどを行っていきます。いずれにしても通常の肌荒れのときと同じで刺激、血行、にきびなど様々な要因と原因があると考えられます。

ですので、基本的な対処法としてはこれも通常の肌荒れのときと同じように食生活や睡眠について気をつけることが非常に重要です。敏感肌や乾燥肌の場合は生活習慣と肌ケアである程度改善できると思います。ですが、あまりにも赤みが気になる場合や痛みを伴っているときには皮膚科にかかることも忘れないようにしてください。

夏の皮膚炎

2013-06-27 17:28:59 | 日記
急に蒸し暑い日が続き、夏ならではの皮膚疾患が増えてきています。

水虫:
顕微鏡で皮剥け(もしくは爪)を検査して陽性なら患者さんに糸状の菌を顕微鏡で見ていただいて外用する気力をわかせていただいていますwink糸状の菌を見て、動く虫ではないんですねー、とおっしゃる方、見たくないから塗り薬だけ下さい、とおっしゃる方、反応はそれぞれです。市販薬を塗って悪化して来院される方もいますが、皆さん水虫が疑われる時はまず皮膚科へ、という方が増えて、皮膚科医としては嬉しく思います。

チャ毒が皮膚炎:
今週も先週にひき続き多く、木の下を散歩したり、洗濯物についた毛虫(チャ毒がの幼虫)の毛の毒毛によって知らずにプツプツできてきた方が多く、毛がついたときは全く気がつかないことが多いので本当に困ります。いた痒く増えてきたら早めに受診されると悪化しないで治りが早いと思います。

じんましん.帯状疱疹:
急に暑く、紫外線も強くなってきた最近、また、4月からの新生活のちょうど疲れがでるこの頃、じんましんや帯状疱疹などの免疫力低下による症状の方が増えてきています。じんましんは、薬で症状が治まったとしても急に薬をやめないようにすること、帯状疱疹の場合は初期に受診されて炎症をバシッと抑えたほうが神経痛になりにくいこと、などが大切かと経験上感じます。

汗のかぶれ:
首のザラザラしたあせもの悪化や、汗の中の塩分や老廃物による赤み.皮膚症状が赤ちゃん~大人の方、アトピー性皮膚炎の方、などに多くなっています。ザラザラが強い場合は単に洗うだけではなかなか改善せず、塗り薬の必要性がでてきますが、最近スプレー式の保湿を処方して汗をマメに保湿液と共に拭くとお手軽でケアしやすい場合が多く、おすすめしています。

手足口病:
手や足のみでなく、ひざやひじにも少し痛いような痒いようなプツプツが出来てきます。基本的には対症療法ですが、ウイルス性で便などを通じて移っていくのでトイレの後、もしくは子供の便の手入れ後の手洗いをきちんとするようにお話しています。

汗疱.異汗性湿疹:
手のひら、手の指、足の裏などにプツプツとした小さな水ぶくれのようなものが皮下に出来て皮が剥けてきて時にとても痒みが出てきます。顕微鏡で水虫菌がいないことを確認し、痒みが強い場合は外用、飲み薬を処方して夏の間様子をみます。たまに、金属アレルギーが原因の事があるため、疑わしい場合はパッチテストを行います。三便宝

梅雨の時期から食中毒も急激に増え始めます

2013-06-22 09:59:43 | 日記
6月頃から夏場にかけては湿度も気温も高い日が続くため、卵や肉などが感染経路になるサルモネラ菌や、魚介類から感染する腸炎ビブリオ菌といった細菌が原因の食中毒が発生しやすくなります。 ただでさえ、夏は体力が落ち、抵抗力が弱くなってくるときです。しっかり予防策をとらないと、下痢.腹痛、吐気などのツライ症状を経験しなければならなくなってしまうのでご用心。

食中毒は、サルモネラ菌などの食中毒菌がついた飲食物を食べることで腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状を起こすものです。予防するには、食品の取扱いに注意し、清潔を心がけることがポイントになります。 細菌は、人の手をはじめ、いたるところについてしまう可能性があります。

実は、汚染された食品そのものを食べることによる感染よりも、食品を調理する過程において、手や指、調理器具などに付着した細菌が原因で起こる感染のほうが、より多く発生しています。食品に関わるあらゆる過程で清潔さを保ち、食品についている細菌を増殖させないことが大切です。 人の身体には本来外敵から身を守る、自己防衛機能が備わっています。

腸管内の細菌群にも、外部から侵入してきた菌が増えたり棲みついたりするのを防ぐはたらきがあるが、 外部からの侵入がなければこのはたらきは弱まってしまいます。 近年、特に社会の無菌状態が進み、日本人の免疫力が低下していると言われていますが、普段の生活で、周りに存在している細菌やウイルスと接することで、菌に抵抗する力がつくのです。 あまりにも過敏に潔癖になる必要はなく、菌と共生することで強い身体を作り、食中毒を事前に予防しよう!巨人倍増

抜け毛とシャンプーの種類

2013-06-14 16:59:30 | 日記
抜け毛とシャンプーの種類

髪の毛を清潔にするシャンプーですが、種類によっては、抜け毛の原因となるものがあります。シャンプーには、合成系と天然素材系の、2種類があります。市販のシャンプーは、石油系の種類のものが多く、石油系の種類のシャンプーは、合成系の界面活性剤をベースにして作られています。

合成系の界面活性をベースにしたシャンプーは、浸透性が高いので、頭皮の毛包の奥まで入りこんでいき、このことが毛根周辺の細胞にダメージを与える可能性があります。石油を原材料とする合成系の種類のシャンプーと比較して、天然素材系の種類のシャンプーは、抜け毛などの副作用はほとんど見らません。天然系の種類のシャンプーの場合は、抜け毛に対して逆に好影響をもたらすと言われています。抜け毛が気になる方は、シャンプーの種類に気をつけて、抜け毛の対策になる種類のものを選ぶようにしましょう。

リンスの油分

抜け毛が気になる脂性の人には、油分の少ないリンスの使用をお勧めします。また、油分の少ないリンスでも、リンスを地肌にたくさんつけすぎると、肌から出る脂と、リンスの油とが混ざって、フケを増やす原因になり、これが抜け毛の原因ともなります。

ですので、リンスは、地肌にはつけすぎないように気をつけましょう。また、リンスを使用した後は、ていねいに髪の毛をすすいで、リンスをしっかり落とすように心がけましょう。特に、かゆみどめの成分が配合されたリンスは、たまに使う分にはよいのですが、使いすぎると肌を弱くしてしまい、抜け毛の原因になってしまいます。抜け毛が気になる方は、抜け毛の原因となる、油分が多く、かゆみどめ成分が配合されたリンスの常用は、避けた方がよいと言えるでしょう。