
ダイアーモンドは永遠の輝き。
さて、書くこともないんで・・ジョジョキャラについて書きますわ。(何で!?)
まぁ、僕ごときがジョジョのキャラを語れるかどうかはかなり微妙ですが・・・。
とにかくッ!今回(というか初回)は、全ての始まりたる1部・ファントムブラッドに出てくる名キャラ・ダイアーさんについて語りたいと思う。
ダイアーさんは、波紋使いである老師・トンペティの弟子。修行によって吸血鬼を倒すための唯一の手段である波紋を取得している。修行の成果か、残像を出すほどの軽やかな動きが可能。
そしてツェペリ男爵とは、共に苦行をのりこえた20年来の親友であった。作中で見せたディオへの怒りから、ツェペリさんとはよっぽどの親友だったんだなということがわかる。ちなみに、初登場時は屍生人(ゾンビ)と間違われてました。
ダイアーさんの登場期間は決して長くありません。それでも、僕に強烈な印象を残しています。と言ってもジョジョキャラは皆、インパクトが強いですが・・!!
僕にダイアーさんを強く印象付けたのは、やはり必殺の稲妻空烈刃ですね。
これは、サンダースプリットアタックと読むわけですが・・何度聞いても凄い名前です。
この技はダイアーさんが相手にスローな蹴りをいれると見せかけて、カウンターをかけてきた相手の両腕を自身の足で広げ、無防備になった頭部に両手から手刀を浴びせるという技。決まれば回避はかなり困難です。とは言っても、この技はジョナサンの玉砕覚悟の頭突きで破られます。
しかし、上の技はあくまでジョナサンの実力を確かめるための模擬で繰り出した技。
この技の真の姿は更に強力なのです。
その名は稲妻十字空烈刃(サンダークロス スプリットアタック)!
更にアレな名前となりましたが、この技はかなり強力。
足で相手の両腕を広げるところまでは一緒ですが、ここからが違います。
どこが違うかと言えば、腕をクロスさせて十字型の手刀を相手にブチかますわけです。こうすることにより、この技は玉砕覚悟の頭突きでも攻略不可能となる、無敵の技となるのです。
名解説役・スピードワゴンも言うように、欠点を補った・・まさに攻守において完璧たるダイアーさんの奥義・稲妻十字空烈刃。ちなみに、どんな格闘者も破ったことがないとか。というわけで、この技があればどんな野朗に負けないぜ・・・・・・というワケにはいきませんでした。
不幸だったのは2つ。
1つはダイアーさんが、その相手の能力も知らずに真っ先に戦いを挑んでしまったこと。ジョナサンの静止も振り切ったのがいけなかった。しかし、これはツェペリさんの仇を討とうとしての行動。気持ちはわかる気がします。
そして2つめは、この奥義を使った相手が悪かった。そう、その相手はディオ。
石仮面を被って人間をやめ、吸血鬼となった男です。
質の悪いことにこの男は、触れた物を凍らせる気化冷凍法という拳法を持っているのです。触れたものはなんでもかんでも凍らせるという、この恐怖の力。(3部では使わなくなったが・・)
いかにダイアーさんの稲妻十字空烈刀といえども、これでは分が悪かった。
瞬く間にダイアーさんは体を凍らされ、そしてディオに無駄無駄無駄無駄ァーッ! やら、貧弱貧弱ゥと罵られながら、もっとも残酷な死を送られました。
そう、ダイアーさんは砕け散ったのです・・・・。
しかし、ここで終わらないのが漢・ダイアー。
残った首を使って最後の力を振り絞り、波紋入りの薔薇をディオの右目にくらわせます。
そう、タダでは終わらない我らがダイアー。
結果的にディオはこの右目の負傷によってジョナサンに付け込まれ、敗北したといっても過言じゃあない・・・ってのは言いすぎか。
しかし、ダイアーさんの犠牲がジョナサンに勝利をもたらしたのは事実であるはずだッ!
まぁ、1番の功労者はどう考えてもツェペリさんだけど・・。(ボソ
ダイアーはまさに、噛ませ犬の鏡とも言えるキャラです。
ジョジョの作中におけるキング・オブ・噛ませであることは間違いありません。
しかし、こういうキャラがいないと物語は成り立たない。
まさにダイアーは、ジョナサンのために、ツェペリのために、そして物語のために犠牲になってくれた真の漢。絶対に忘れてはならない・・。
嗚呼・・感動を、感動をありがとう!ダイアーさんッ!!
ダイアーさんの名?台詞
・町はずれにゾンビがはこびりつつあるぞ!
記念すべき?ダイアーさんの初台詞。しかし、直後に自分がゾンビと間違えられる・・・。
・ジョジョ!おまえはさがっていろッ!奴への恨みならこのダイアーが先に晴らす権利がある!ツェペリさんとは共に苦行をのりこえた20年来の親友だったのだッ!
ジョナサンに向かってのセリフ。かなりディオへの怒りが大きかった模様。これぞ、まさに噛ませの台詞。
・かかったな アホが!
稲妻十字空烈刃を決めた際にディオに放ったセリフ。しかし、アホだったのはダイアーさんだったとその後、読者は思い知る・・。
・フフ・・・・・・波紋入りのバラのトゲは い・・痛か・・・・・・・ろう・・・・・・・フッ
ダイアーさん最後のセリフ。瀕死な感じがプンプンします。そしてダイアーさんは砕け散った・・。