劇団民芸「火山灰地・第1部」から

1961年撮影。
劇団民芸の創立10周年記念公演「火山灰地・第1部」における
舞台稽古を中心として撮影。
舞台は渋谷の東横ホール、稽古場は青山の民芸稽古場。


雨宮聡＜滝沢修＞

雨宮は農事試験場の場長。
凶作、冷害、水害、病虫害などの脅威と戦い、
また人間がつくり出す脅威とを一身に受けて、
農作物改良のために真剣な実験をつづけている。


逸見庄作＜宇野重吉＞しの＜吉行和子＞

庄作の妹しのは、炭焼き青年治郎の恋人であり、
いまは雨宮家に女中奉公をする身だ。
兄庄作の発言は大変まじめであり、
主人雨宮も心から彼に共鳴している。


泉治郎＜内藤武敏＞しの＜吉行和子＞

会社の持ち山の木を切り、炭に焼き、それを会社へ納めて、
その出来高の歩合をもらっている炭焼き青年治郎は、
友人と組んで単価の値上げにのりだすが･･･
恋人しのの懐妊を知って人間としてめざめる。


駒井ツタ＜北林谷栄＞

地主であり高利貸しである早川（舞台には登場しない）の
妾ツタは、めつけおやじ（女地主）といわれ、
農民たちから恐れられている女丈夫だ。


足立キミ＜奈良岡朋子＞

炭焼きたちが団結して製炭単価の値上げを交渉する
という噂を聞いて、ようすを見に来る彼女は、
以前北海道労組評議会の書記をつとめたこともあり、
いまは試験場に女人夫として働いているが･･･


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演出家・村山和義



舞台の奈良岡朋子



舞台の滝沢修



稽古の内藤と吉行



舞台稽古から



稽古の北林谷栄





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二人のデザイナー （亀倉雄策、 山城隆一）

1961年撮影。
当時のデザイン業界の第一線で活躍・人気のあった
亀倉雄策氏と山城隆一氏の職場で働く姿を捉えた写真。
山本が主たる仕事場としていた日本デザインセンターにて撮影。
日本デザインセンターは撮影された2年前の1959年に設立。

ちょうど、この頃が亀倉氏によって、
1964年東京オリンピック第1号ポスターが作成された時期にあたる。

亀倉雄策氏



山城隆一氏




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タグ ： NDC 芸術選奨 銀座 明裕国際会館 文成ビル 広告 デザイン グラフィック

ビールつくり三代

1960年2月27日 アサヒビール 新聞広告。
戦後初のドキュメントタッチの広告で注目を浴びた作品。
毎日産業デザイン賞（現：毎日デザイン賞） 受賞作品。

ビール醸造家の祖父・父・子の親子三代が並ぶ姿が印象的な写真。
アサヒビール 吹田工場の前にて撮影。

ビールつくり三代

写真や取材を好まない祖父に隠れて、望遠レンズによる遠距離からの撮影。





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毎日産業デザイン賞は、1955年に創設された毎日新聞の主催によるデザイン賞。1976年より毎日デザイン賞へ名称が変更された。
グラフィックやインテリア、クラフト、ファッション、建築、環境などの全てのデザイン活動で、年間を通じて優れた作品を制作、発表し、デザイン界に大きく寄与した個人、グループ、団体を顕彰する賞。