レオーナ、手術台の上に拘束されて気絶している。
レオーナ、目を覚まして逃れようとあがく。
ジョイアとナーシア、そこに歩いてくる。
ジョイア「やっとお目覚め?」
ナーシア「私の毒で弱った体じゃ、その拘束からは逃れられないでしょ」
レオーナ「私をどうするつもりなの」
ジョイア「もちろん殺す」
ナーシア「あの世でお姉ちゃんが待ってるからね」
ジョイア「でも簡単には殺してあげない」
ナーシア「殺すのはたっぷり苦しめてから」
ナーシア、銀の注射器をだして、先端から液を少しぴゅっとだす。
ナーシア「これは私の毒を改良して作った拷問毒」
レオーナ「拷問…毒」
ナーシア「この毒は生物の体に入ると神経を攻撃して全身に激痛を与えるの。まず一本うってみましょうか」
ナーシア、レオーナの体に針を刺して毒を注射していく。
レオーナ、苦悶の声をあげる。
レオーナ・心の声「まるで熱湯を注射されているみたい、熱さが痛さに変わって全身に広がってい