まだ見ぬ春。

次回作のホンを着手し始める。

これは新作「おじさん」の前に書いていたもの。

茅ヶ崎四季四部作のうち春を成す一篇。

実は「おじさん」を書くずっと前に書いていた。

2006年9月の文章にそのことが書いてある。

今手元に登場人物の履歴書と第一稿。

同時期に構想していたもう一つの物語は

「冬草」と名を変え、今年に入り完成した。

これから稿を重ねつつ、

時間はまだまだあるのだから、

精力的に色々な場所に出向き

活きのいい役者を見つけたい。

暖かくなる前に

それは仕上げなければ。

それはもう遅い。