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百連星

極私的蜂

シマノのグラベルコンポ GRX

2019-05-08 | 日記
突如として、グラベル用ドロップハンドル&STI仕様のコンポーネントが発表された。
GRXに手をかけた分、ティアグラは油圧ディスクの追加だけでお茶を濁されたのだろうか。
ディスク仕様のWH-RX570という700cと650cのチューブレスホイールも出ている。
前後セットで45040円なので、WH-RS500よりも少し安い。

RX810 11速
RX810-2(2×11)、RX810-1(1×11)。
Di2 RX815(2×11)、RX815(1×11)。

RX600 11速
RX600-11(2×11)、RX600-10(2×10)。
RX810から高額なSTIとクランクセットのみコストダウンしたようなコンポ。比較的安価なディレイラーやブレーキはRX810を使用し、STIとFCのみRX600となる。


RX400 10速
RX600を10速にしたようなコンポ。
10速にはフロントシングル仕様が無く、ダブルのみ。
 
ややこしいが、RX600はSTIとFC(クランクセット)のみで、前後のディレイラーやブレーキキャリパーは11速用のRX810を使用。
クランクセットには400が無く810と600の2種類で、似ているけど別物の11速用の600-11と10速用の600-10の内、後者を使用。
前後ディレイラーに600が無く、RD-RX810がシングル・ダブル兼用、RD-RX812がシングル専用。400の10速ダブル用。

しかし、完成車で10速用RX400の前後ディレイラーを装備した11速RX600仕様があるようにFC-RX600のクランクの違いはCN-HG54に対応するチェーンリングのみでクランク自体は10速と共通。
リアディレイラーの引き量も4700のティアグラ以降で10速と11速が共通になったので、
ST-RX600、FC-RX600、FD-RX400、RD-RX400、CN-HG601-11が11速最安セッティングになる。

1×11の場合はCloseとWideの両方のRDを選べるが、2×11ではCloseのみ。

FC-RX810-1 pcd110 チェーンライン50.1 Qファクター151
40,42T
 
FC-RX810-2 pcd110/80 チェーンライン46.9 Qファクター151
48-31T

FC-RX600-1 pcd110 チェーンライン50.1 Qファクター151
40T

FC-RX600-11 pcd110/80 チェーンライン46.9 Qファクター151
46-30T 

FC-RX600-10 pcd110/80 チェーンライン46.9 Qファクター151
46-30T



RD-RX810 11用 CS-R8000 CS-HG800-11 CS-R7000 CS-HG700-11
11-30T~11-34T クローズ

RD-RX812 1×11専用 CS-M8000 CS-M7000
11-40T~11-42T ワイド

RD-RX400 2×10用 CS-HG500-10 CS-HG50-10
11-32T~11-36T


10速でフロント46-30T、リア11-32Tで街乗り用にも使えるグラベルロードを組みたい。
チューブレスのWH-RX570に合うフレーム探そう。


BBは普通のロード用2ピースクランクと同じBB-RS500なので、ロードバイクにクランクセットだけFC-RX600を組み合わせる低ギア化に使えるかもしれない。
ロード用FDはアウター46Tに対応して、キャパシティ16Tなので計算上はインナー30Tも使える。チェーンラインが3.4mm外にずれるが
スプロケの常用域が中心から若干トップ側に移れば、相殺される範疇。

FC-4700 pcd110 チェーンライン43.5 Qファクター150
52-36T, 50-34T, 48-34T ,53-39T(NEW)

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