厚生労働省が「コロナの重症者を受け入れるために中等症以下の患者は自宅療養とする。」という方針を出しました。
とっても簡単に言うと、基本的にコロナの患者は病院では診療しません、死にそうなくらい大変だという患者だけ病院に入れます。」ということでしょう。では、
〇 死に瀕するくらいの重症患者であるかどうかは、誰がどのような手続きで、判断しますか?
〇 また、そのように判断された患者は確実に「死の前に」病院に搬送されますか?
〇 自宅で亡くなった場合は、政府の責任ですか?自治体の責任ですか?医師の責任ですか?
〇 健康で文化的な生活は憲法に定めた国民の権利です。(在宅での医療体制は入院と同等の体制整備が出来ていますか?)できていなければ、医療を受けたいと望む国民に医療を受けさせないのは憲法違反であり、国民皆保険に従って保険料を納付している国民に対する契約違反ではありませんか?
オリンピックを開催し、参加しているアスリートが必死に努力して、その努力に国民が賛辞を贈るのは当然の行為です。
人は与えられた場で最大限の努力をする、それが尊い行為でありその場に立ったアスリートは当然の行為をしているにすぎませんし、国民がその尊い努力に賛辞を贈るのは当然です。
しかし、国家のリーダーたるものは、それらを含めて国民の生命に責任を負っているのです。ボーっと生きているような政府閣僚や、自分のご都合で「国家の大義」を見失っている官僚たちが、いまや多くの国民を殺そうとしています。
正すべき国民もまた、刹那的な快楽に沈み、場当たり的な面白さを追うばかりで、「事柄の本質」を考えることを「ダサイ、カッタルイ」などといって回避してばかりいます。
経済などはどうでもいい、時機により浮き沈みは必ずありますし、地道な努力が実を蒸す見ます。
しかし多分、日本という国家は、嘘つきで無責任な政治家やそれをこれまで容認し、自ら思考することを放棄してきた国民により、知的なレベルでは「欧米に比べれば」最低の国家であり続けるのではないかな?と、残念に思います。
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