久々に作ったムシ弁、子どものではなく自分のために作ってみました。
若いお母さんたちに人気で、少し前に新聞紙上でも話題になっていたキャラ弁。
私はキャラ弁ではなくムシ弁を、息子たちが保育園と学童クラブに通っていたころよく作って持たせました。
子どもが言うことを聞いてくれない、仕事が思うようにできない、寝る時間がない、といつも思っている親でした。
そんな中で自分なりに見つけた楽しみがムシ弁。
息子たちがふたを開けた時に「あっ」と目を輝かせて喜んでくれて、保育士さんや学童の先生のうれしい反応が連絡ノートにあって。
虫の苦手な人には気持ち悪いお弁当だったかも。
その時にある材料から思いついて作るので、今時のキャラ弁のように華やかではなかったのですが。
胡瓜でワニ、海苔でヤモリやテントウムシ、クジラなどを。あと、イモムシ、カタツムリなどなど。
ゆで卵、佃煮、梅干し、煮豆、椎茸の煮たのやきんぴらごぼうを駆使。
お弁当のためにいつも五目煮豆やきんぴらごぼう、椎茸の煮たのをを作り置き。
小さなお弁当箱のご飯の上に描くわけで、形が左右非対称だったり変な顔の虫になったり。
それでもその虫に見えれば良しとして、子どもの反応で達成感は2倍でした。
上の息子が小学校低学年になったある日、「虫の弁当はやめて!恥ずかしいから」と言われてあっけなく終了。
先ほど本人に聞くと「別に誰かにいやなこと言われたわけではないけど、、、」
さらに詳しく聞くと、
「学童クラブの遠足で一年上のリュウイチ君が、胡瓜で作ったワニの弁当をじーっと見て、急に恥ずかしくなった」と。
成長の証なのでしょうね。
この写真のムシ弁は赤とんぼです。ちょっと苦しいかな。羽がむずかしかったです。
パプリカとスライスベーコンと海苔と、レンジチンの唐揚げとほうれん草のおひたしを使ってみました。
ヤモリを作ろうと思っていたのですが、丸い唐揚げを見たらトンボの目に見えてきて。
頼まれもしないのに作ってしまったムシ弁でした!
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