梅雨明けはしたものの
不安定な気象状況の為、今回の山行きは
何度もコース修正し思いがけず高山に立ち寄ることに・・・
夜明け前の4.30位に高山に到着。
町はまだ眠っています。
私は高山は雪が降りしきる中の町並みが
殊に好きなのですが、こんな静けさもいいものですね。
古い町並み、上三之町もゆっくりと散策しましたよ。
街にはまだ誰も出てはこないようです。
古都に住む人たちは
伝統的な文化や風習に囲まれる中
縛られることも時にはあるのでしょうが
十年、二十年経ったとき振り返ると
そこがふるさとなんだと思える時がまた来るのでしょうね。
私も小さいですが「小京都」と呼ばれる城下町で育ちました。
こんな古い街・・・なんて思ったこともたまにはあったけれど
自分の育った町はやはり何にも代えがたいふるさとでしたね。
そう実感するには年月もかかったように思います。
自分にふるさとと呼べる場所があるのは
有難いことだと最近思うようになりましたよ。
もう両親もいなくなって
帰る家も解体されてありませんが懐かしい事には変わりないのですね。
高山の街はそんなことを
ふっと思い出させてくれるような情緒のある空間でしたよ。^-^