筆を見て見ぬふりをしてあっという間にひと月。
絵は楽しいって、忘れていないかい?
そんな声が聞こえて、またスケッチから始めようと
本と色鉛筆10本を手に外に出ました。
今日は海沿いのカフェから中継します。
青い空と海が目の前に広がる店内は青い光に満ちています。
一番乗りです。
ゆっくりと挨拶などを交わしながら、
マイボトルにあたたかい飲み物を注いでもらいました。
窓際の席に座ります。

少し風が強いですが、鳥たちはむしろ喜んでいるようです。
逆らう、ではなく、風に乗りつつ、戯れている、ような。

雲が広がってきました。外を歩く人は寒そうです。

また日が差してきました。
光の中からいらっしゃった、
こちらのお客さんと目が合ったのでお話ししてみます。
「お散歩、楽しいですね」
「そうね、なかなかいい所ね」

遠くに船が見えます。風もやんだようで海が穏やかです。
最後の一口があたたかくて幸せです。
さすが魔法の瓶♪

あ!
ページめくるのを忘れてる!
でも全部飲んでしまったので、
このあたりで失礼します。