今回も静岡では見られない植物です。
オオタチツボスミレとタチツボスミレ、よく似ていますね。
ぱっと見はどちらか判断つきません。
オオタチツボスミレは花の後ろの部分（距）が白くて、花の側弁に毛がありません。
側弁というのはスミレの花を正面から見たときの真横に開いた花びらのことです。
生えている場所がどこか分かれば、すぐに分かります。
オオタチツボスミレは日本海側、タチツボスミレは太平洋側に分布して . . . 本文を読む
東北の出張から帰ってきました。
東北は寒かったです。
水曜日は暑いくらいでしたが、木曜は雨、金曜は天気は回復したものの風が強く寒さに震えていました。
そんな中、仕事の合間に写真をいくつか撮ってきました。
期待したほどいろいろ見ることはできませんでしたが、オオバキスミレを見ることができました。
オオバキスミレは雪国を代表するスミレです。
自生地は日本海側の雪国に限られます。
太平洋側に住んでい . . . 本文を読む
タンポポの花があちこちで咲いています。
掛川周辺では、タンポポ・セイヨウタンポポ・シロバナタンポポの3種類が見られます。
タンポポは以前はカントウタンポポやトウカイタンポポなど地域によって分けられていましたが、今は日本のタンポポは1種とするのが有力になっています。
また、タンポポは自然度の指標にもなります。
開発された場所ではセイヨウタンポポ、昔ながらの自然が残っているところは日本のタンポポが . . . 本文を読む
今年の4月1日のエントリーで、植物が多かったのでこれからは動物など他のエントリーも増やしていきたいと書いたにもかかわらず、相変わらず植物が多かったので今日は動物です。
掛川市の中西之谷というところにいたアズマヒキガエルのオタマジャクシです。
写真では分かりづらいかもしれませんが、黒っぽいものはすべてオタマジャクシです。
右上のほうにあるチューブ状のものは、まだ孵化していない卵です。
この中で . . . 本文を読む
林道の脇ではムラサキケマンの花がよく目立ちます。
切れ込みがたくさん入った特徴のある葉っぱで、20～30cmほどの高さですが上の方に花がまとまってつくので、よく目に入ります。
ムラサキケマンの実にはエライオソームというアミノ酸や糖からできた物質がついています。
これはアリの大好物で、アリに運ばれることによって分布を広げます。
アリはエライオソームがついた種を巣に運んで好きなところだけ取って、種自 . . . 本文を読む
掛川市内の某所でクマガイソウの花が咲きました。
盗掘や環境の改変などで減ってしまい、絶滅危惧種に指定されているクマガイソウですが、ここでは30～40株ほどの群落が2つあり、他にもあちこちに点在していてクマガイソウに適した環境のようです。
掛川市内にはクマガイソウの生育地はいくつかありますが、これほど多数の株が生育している場所はないと思います。
いつまでも残ってほしいですが、どうかなあ。 . . . 本文を読む
昨日エントリーしたウワミズザクラとはうって変わって地味～な花です。
タイミンタチバナはヤブコウジ科ですが、ヤブコウジやマンリョウ等この科の花は地味なものばかりですね。
地味なものがあるので派手なものもより際立つんでしょうね。
外国産の派手な園芸植物の花もいいですが、昔から日本にある地味～な花も気づきにくいですが、いい味出してますよ。
・タイミンタチバナ
ヤブコウジ科ツルマンリョウ属 常緑小 . . . 本文を読む
昨日お花見をしました。
遅かったので葉桜でしたが、花びらがハラハラと散って幻想的な気分になりました。
お酒を飲みすぎて、違う意味で幻想的になってしまいましたが。。。
ソメイヨシノは終わってしまいましたが、写真のウワミズザクラはいまが旬です。
サクラのイメージとは違いますが、真っ白い花をたくさんつけます。
これからいろいろな花が咲く楽しみな季節になってきました。
なんでこの時期にデジカメが壊 . . . 本文を読む
暖かくなって、いろいろな植物が芽を出してきています。
ちょっとマイナーですが、写真はキヅタ（フユヅタ）の新芽です。
キヅタに限らず植物の新芽を見ると、自然のパワーを感じて見ているこちらも元気がもらえる気がします。
新芽の写真を撮る人は少ないですが、私は好きで結構撮っています。
変わり者？ . . . 本文を読む