蝉時雨が聞こえ、子供たちは夏休みの真っ最中であろう。「朝の涼しいうちに宿題を片付けなさい！」とか親に言われたりしている姿は昔も今も変わっていないだろう。それとも今は冷房付き子供部屋だから、勉強する時間は気にする事はないのかな？
机に向かってばかりでは飽きもするだろうから、お母さんの買い物にお付き合いして、違った角度から勉強するのも一考かな？
スーパーに陳列された色彩々の野菜を見て、どこで生産されたのかを考えてみるのも面白いし、その生産地の姿を思い浮かべ、そこに住む人たちの姿に思いを馳せるのも面白いかも？
今夜は中華飯を作ろうかな。それを作るには何が必要なのだろうか？コレとソレとアレ、沢山買わなきゃいけないね。
並べられたお惣菜に使われている食材当てゲームも楽しいなこのキャベツはどこそこ。この豚肉はなにそれ。調味料は何が使ってあるのかな？コレとソレを使うとこんな味を出せるんだ～。でも、それぞれをどのくらい入れるのかな？
冷凍コーナーに行くと、一杯アイスクリームが並んでいる。どうして、冷たい物を食べると頭やお腹が痛くなるのかな～？
実演販売の人の箸の使い方、喋り方は上手だな～。
天井、壁に貼られたチラシの漢字や言葉使いは面白いね。赤い字、大きな字、飾られた文章、一枚の紙に沢山の情報が載っている。キレイに書いてあると読みやすいし、解り易いね。
レジに並ぶ前にカゴに入れた品物を計算してみようかな？たくさん買ったから、計算もタイヘンだね。いらない物はゴミになるから、環境問題を考える手立てとなるかもね。
高学年になれば客層の変化、レジに並ぶ人の動き方、物の流行廃りの変化、食の安全性、品物の置き方による物理的な法則、見栄えなど、様々な見方が出来るよね、
今度、外食に行った時はテーブルに並べられた美味しい食べ物達でこんな事をお話しするのも勉強かもね。
