というのも、子どもに爪を噛むクセが出始めたからだ。どうも、ストレスを感じたり不安になると爪を噛んでいるようで、爪先がボロボロになってしまった。以前は、親が見ている前では爪を噛むことが無かったが、春先ころから親の目前でも噛む姿が見受けられるようになった。他にも、命令口調が増えだしたり、指示語が多くなっていた。その反対に、やたら甘えてくることもあり、喜怒哀楽が激しくなっていた。
また、昨秋に曾祖母、今春に祖父の死に遭い、生と死に関心を持ったのか、TVドラマの殺人シーンや、白雪姫の毒リンゴのシーンに興味を惹くようになっていた。
共働きゆえ、きちんと子どもに接する時間が少なく、早く独り立ちして欲しいのも願って、ついつい指示、命令や、急かしたりすることが増えてくる。親側が忙しくなると子育ての方が片手間となっていしまうのは否めない。子どもも家庭内外の環境の変化を敏感に感じ、周囲から良い子でいようとする自分と、幼児ゆえ活発に動き回りたい自分との葛藤があるようだ。自分に関心を向けたい思いから、反対のことをして大人の手を煩わし、逆に怒られ、自尊心を傷つけられる。そんな行為が目に付くようになり、少し育児優先にシフトしなくてはと考え、夫婦とも休日や時間の空いているときは相手をするようになった。
ここ暫くはアチコチの遊戯施設へ連れていったり、外食で好きなモノを選ばせたり、家庭では好きな料理を手作りで食べさせたりしていていた。甘えの部分を享受して、朝はきちんと早起きさせ朝食を取らすことにより、一日のけじめの部分を作り、遊ぶときは遊び、抑えるときは抑える。車での移動より徒歩移動を心がけ、なるべく身体を使うようにしていた。メリハリを付けた日常生活をし、心身のバランスを整えるようにしてきたおかげで、随分、落ち着いてきたようで、爪を噛むクセも止まり、行動も活発さを取り戻すようになった。これで一安心か・・・。
しかし、自分の時間を作り出すため、睡眠時間が更に少なくなったのは言うまでも無い。鏡を見るたびに、白髪が増えたな~と思う、今日この頃・・・。
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