音律計算ブログ(7と12が織り成す不思議)

誤差のない音律データを目指して。
音律計算やその他について、気になった事をまったりと書いていこうと思います。

音階名について(2.5)

2024-05-05 21:37:15 | 音律

r060505 「音階名について(2)」の余談1~3を別ページ(ここ)に移動しました。

余談1 h260605追記

 重増より広い音程と重減より狭い音程については上記と異なる意見もあるようなので挙げてみます。最初に見かけた時の検索語は忘れてしまいましたが「"三重増" "三重減"」で検索して「すのもの」さんのサイトにたどり着きました ^^;

http://www5a.biglobe.ne.jp/~sunomono/iro0231.html

「三重」型  (「重」不使用の中間型) 「重々」型
五重減  (減々々々々) 重々々々減
四重減  (減々々々) 重々々減
三重減  (減々々) 重々減
(二)重減  (減々) 重減
(一重)減  (減)
     
中略    
     
(一重)増  (増)
(二)重増  (増々) 重増
三重増  (増々々) 重々増
四重増  (増々々々) 重々々増
五重増  (増々々々々) 重々々々増

「々」をたくさん繰り返すよりこちらの方がシンプルに書けますね。ただどれが「三重」になるのか私にはピンとこなかったので「(一重)」や「(二)重」の()内を個人的なメモとして追加してみました。元のページに()内はありません。
h280805 表に(実際にはない)中間型を追加。「三重」型の数字と中間型の「増」や「減」の数が一致しています。
r060325 中間型は実際にはないため()内に入れました。

 

余談2 h280716追記

ダブルシャープ・トリプルシャープ等が重嬰・三重嬰等なので「三重」型も慣れておいた方が良さそうな気がしてきました。

(一重) (シングル)
(二)重 ダブル
三重 トリプル
四重 クアドラプル
五重 クインティプル

 なので、こちらの表現を使ったデータも作ってみる予定です。
r060325 yahoo知恵袋を参考に空欄だった四重と五重を埋めました。

 

余談3 h280723追記

二つの音の間の半音の数について

 (1)全音=半音*2に換算して数える

 (2)全音=半音*2に換算しないで数える

2通りの立場があるようです。どちらも誤りではありませんが、一瞬迷ってしまった事があります。

当ブログでは主に(1)で記述しています。(2)の例も下に載せてみます。

音程 全音の数
x
半音の数(2)
y
半音の数(1)
z=x*2+y
構成例
完全一度 「無記入」 ・ 半音 - 半音 ・ 全音 - 全音
増一度 -1 全音 - 半音
減二度 -1 半音 半音 - 全音
短二度 半音
長二度 全音
増二度 -1 全音 全音 - 半音
減三度 半音 半音
短三度 全音 半音
長三度 全音 全音
増三度 -1 全音 全音 全音 - 半音
減四度 半音 全音 半音
完全四度 全音 全音 半音
増四度 全音 全音 全音
減五度 半音 全音 半音 全音
完全五度 全音 全音 半音 全音
増五度 全音 全音 全音 全音
減六度 半音 全音 半音 全音 半音
短六度 全音 全音 半音 全音 半音
長六度 全音 全音 半音 全音 全音
増六度 10 全音 全音 全音 全音 全音
減七度 半音 全音 半音 全音 全音 半音
短七度 10 全音 全音 半音 全音 全音 半音
長七度 11 全音 全音 半音 全音 全音 全音
増七度 12 全音 全音 全音 全音 全音 全音
減八度 11 半音 全音 半音 全音 全音 全音 半音
完全八度 12 全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音
増八度 13 全音 全音 半音 全音 全音 全音 全音
         

h280727 上の表に「構成例」の列と「完全一度」と「増一度」の行を追加
h280805 「減六度(=7オクターブ-完全五度*11)」と「増三度(=完全五度*11-6オクターブ)」の行を追加
r060505 x, y, zの式、増減二度、減三度、減四度、増五度、増六度、増減七度、増減八度の行を追加 


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