http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071001it04.htm?from=top
http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200710010382.html
福田首相の所信演説が行われた。今日はこの所信演説に関して
話たいと思う。
福田首相は前政権に比べて、よくなった点がある。安倍政権の弱
者切り捨て政策や、軍国主義的な傾向を改めたことだ。高齢者医療
費の窓口負担引き上げの凍結、沖縄戦、集団自決強制に関する記
述削除の見直しを指示、などがそのいい例だ。選挙の結果、自民党
も少しは反省したようである。
たが、福田政権も、安倍政権とは、根本では一緒である。その事は
所信演説から読み取ることができる。一つは構造改革の継続を訴え
ていること。もう一つは、領収書の全面公開に難色を示していること
だ。構造改革によって、市場合理主義が広まりによる格差の拡大。
閣僚の不祥事によって起こった、政治不信。この二つが,先の選挙
で自民党が負けた大きな要因であることはあきらかだ。自民党敗北
の要因に関する問題を、福田首相は根本的に解決するつもりがない。
福田首相はこて先だけで、国民がだませると考えているようだ。
衆院選は自民党が都合のいい時期におこすことができる。そのため、
自民党が有利だ。国民は自民党に騙されぬよう、しっかり自民党の動
向を見るべきだ。