N学生の政治研究所

 政治について語る

福田首相の所信演説に関して

2007-10-01 23:03:52 | Weblog

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071001it04.htm?from=top

http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200710010382.html

 福田首相の所信演説が行われた。今日はこの所信演説に関して

話たいと思う。

 福田首相は前政権に比べて、よくなった点がある。安倍政権の弱

者切り捨て政策や、軍国主義的な傾向を改めたことだ。高齢者医療

費の窓口負担引き上げの凍結、沖縄戦、集団自決強制に関する記

述削除の見直しを指示、などがそのいい例だ。選挙の結果、自民党

も少しは反省したようである。

 たが、福田政権も、安倍政権とは、根本では一緒である。その事は

所信演説から読み取ることができる。一つは構造改革の継続を訴え

ていること。もう一つは、領収書の全面公開に難色を示していること

だ。構造改革によって、市場合理主義が広まりによる格差の拡大。

閣僚の不祥事によって起こった、政治不信。この二つが,先の選挙

で自民党が負けた大きな要因であることはあきらかだ。自民党敗北

の要因に関する問題を、福田首相は根本的に解決するつもりがない。

福田首相はこて先だけで、国民がだませると考えているようだ。

 衆院選は自民党が都合のいい時期におこすことができる。そのため、

自民党が有利だ。国民は自民党に騙されぬよう、しっかり自民党の動

向を見るべきだ。