N学生の政治研究所

 政治について語る

高齢者の医療負担凍結について

2007-10-06 12:32:39 | Weblog

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007100602054244.html

 高齢者の医療負担の凍結に関することが具体的にきまったようだ。

福田政権のこの方針は基本的に支持しているため、このことについて

とやかく言うつもりはない。ただ、一つ気なることがある。それは凍結と

いう表現だ。

 福田首相は小泉改革を継承するといっている。自民党は新自由主義

的な政策を進めていくつもりなのだ。今回、わざわざ、凍結としたのは選

挙のための一時しのぎとしか思えない。選挙に勝てば、凍結をやめる可

能性が非常に高い。

 福田首相は小泉内閣の下でずっと官房長官をやってきた人物だ。だか

ら、弱者切り捨て政策にも巷で言われているほど否定的ではない。今は

選挙に大敗した関係でちょっとおとなしくなっているように見えるだけだ。

福田首相は安倍首相と違い非常に狡猾なので、よく行動をみないと、

だまされてしまう。

 次の選挙で、国民のこれからの命運がきまる。国民は騙されぬよう、

しっかり政府の行動を見なければならない。


事務所費問題に関して。

2007-10-05 13:18:53 | Weblog

http://www.asahi.com/politics/update/1005/TKY200710040361.html

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007100502054007.html

 民主党の渡部議員も事務所費の問題をおこした。野党の民主党から

このようなことが起きたのは非常に残念だ。

 事務所費の問題が根深いのはどこ議員でもやっている可能性がある

ことだ。本来、国民の模範とならなねばならない国会議員が、不正を行

うことなどあってわならない。だが、国会議員の多くは利権のことしか考

えていない。だから、金をだまし盗ろうとばかり考えるのだ。これは与野

党共通である。

 このように既存の政党が頼りにならないなら市民オンブズマンの制度

を整えて、国民の監視の目を高めるしかないかもしれない。しかし、現

実問題、政党が力を持っている以上、選挙によってちょっとでも現状を

よくするのが一番現実的な方法だろう。

 民主党の場合、前政権と違い、問題発覚後すぐに、渡辺議員は役職

をしりぞいている。渡辺議員がくわしい事情を話していないという問題が

あるが、前政権と違い、すぐに責任を取ったことは、評価できる。また、

民主党は政治資金規正法改正で、一円以上のすべての領収書の義務

づけることを主張するなど、現状をなんとかしようという意識はあるようだ。

 次の衆院選で民主、自民、のどちらが政権を取るかが決まる。国民は

少しでも現状を変えてくれるような政党を選ぶべきである。


国民年金 実質納付率50%割れ

2007-10-02 15:48:23 | Weblog

 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007100200414

 国民の年金不信がかなりのものだということが数値に

なって明らかになった。今回はこの問題について述べる。

 社会保険庁は、グリーンピアの建設、「消えた年金問題」、

年金横領など様々な問題を引き起こした。年金事業は国

民の生活設計に関わる問題だ。社会保険庁職員はそのこ

とをしっかり認識しなければならなかった。にもかかわらず、

社会保険庁職員の仕事は杜撰としかいいようのないものだ

った。社会保険庁の体質の原因が自治労にあると指摘する

人もいるが私はそうだとは思わない。自民党が官僚組織に甘

かったことが社会保険庁の体質を生みだしたのだ。

 前回の選挙に負けて自民党は、少しは社会保険庁に対し、

厳しくなった。しかし、自民党が行っていることはこて先のこと

でしかない。年金流用法案には、まだ難色をしめしたり、年金

を銀行振り込みに限定するというのも、ほとんどが銀行振り込

みになった今では全く意味がないことだ。自民党の体質は本質

的に変わっていないのである。

 次回の衆院選のため、自民党は小手先の改良案をだしてくる

だろう。それにだまされぬよう、国民は自民党の行動をよく見な

ければならない。


福田首相の所信演説に関して

2007-10-01 23:03:52 | Weblog

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071001it04.htm?from=top

http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200710010382.html

 福田首相の所信演説が行われた。今日はこの所信演説に関して

話たいと思う。

 福田首相は前政権に比べて、よくなった点がある。安倍政権の弱

者切り捨て政策や、軍国主義的な傾向を改めたことだ。高齢者医療

費の窓口負担引き上げの凍結、沖縄戦、集団自決強制に関する記

述削除の見直しを指示、などがそのいい例だ。選挙の結果、自民党

も少しは反省したようである。

 たが、福田政権も、安倍政権とは、根本では一緒である。その事は

所信演説から読み取ることができる。一つは構造改革の継続を訴え

ていること。もう一つは、領収書の全面公開に難色を示していること

だ。構造改革によって、市場合理主義が広まりによる格差の拡大。

閣僚の不祥事によって起こった、政治不信。この二つが,先の選挙

で自民党が負けた大きな要因であることはあきらかだ。自民党敗北

の要因に関する問題を、福田首相は根本的に解決するつもりがない。

福田首相はこて先だけで、国民がだませると考えているようだ。

 衆院選は自民党が都合のいい時期におこすことができる。そのため、

自民党が有利だ。国民は自民党に騙されぬよう、しっかり自民党の動

向を見るべきだ。

 


福田首相の領収書問題

2007-10-01 00:10:04 | Weblog

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070930AT3S3000830092007.html

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007092800434

 福田首相が代表を務める自民党支部で、領収書のあて名の書き換え

があったようだ。福田首相は事務的なミスだが、一般企業なら領収書の

あて名書き換えなどまず起こらないミスだ。

 領収書の全面公開に対し、消極的だったため、国民の政治不信を実

感していないのではないかと、私は思っていたが、やはりそうだった。ト

ップが変わっても自民党の体質は変わらないというこだろう。福田首相

は自分の身体検査すらできない。他の閣僚も怪しいものだ。

 最近、自民党の政治と金に関する問題が続出している。自民党は長

い間、政権与党であり続けたため、自民党自体が腐ってしまったのだろ。

国民の税金を無駄に使うことしか考えていない政党が、政権に居座る資

格などない。

 自民党は政治と金に関して様々な問題を抱えてる。国民はしっかりと

自民党を監視すべきだ。

 


政務調査費問題。

2007-09-26 14:14:43 | Weblog

http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070925/wdi070925008.htm

 政務調査費とは、地方議員が給与とは別に、研究などのため

自治体から支給される費用だ。実態が不明瞭で、議員の利権の

一つだと言われている。

 大阪市は条例改正により、政務調査費の領収書3000万枚を

公開したが、宛先、発行人、支出内容などはほとんど黒塗りだった

た。市民団体は適正支出とは認められないと、返還請求をした。

 領収書を公開する際に、黒塗りにしたものを提出するなど、

大阪市は市民を馬鹿にしている。国会議員が国民を馬鹿にした

対応ばかりするので、大阪市も真似をしたのだろう。大阪市議会

にやましいところがないなら、領収書を全面公開するべきである。

  自治体、国、は長い間、議員にかわり官僚が政治をやってい

たため、利権を負うことしか考えていなかった。国民の目が厳しく

なった今では、そういうわけにはいかない。そのことは前回の選挙

で、明らかになったが、政治家はまだ、今までのままでいいと思って

いるようだ。

 政治と金の問題で国民は政治不信に陥っている。政府は政治不信

を拭うためにも、領収書の全面公開をするべきだ。

 


領収書公開問題

2007-09-25 23:35:53 | Weblog

http://www.asahi.com/politics/update/0925/TKY200709240202.html

 「1円以上の領収書添付」の義務づけける

ことを自民党、公明党が決めた。政治と金の

問題は、国民に大き政治不信をあたえている

ため懸命な判断だ。しかし、自民党が全面公

開に難色をしめし、第三者機関の設立という

案を出したことは、まだ、自民党と国民の間に

ずれがあることの現れだ。

 前回の選挙で、国民の怒りにふれた自民党

は、福祉問題や、政治と金の問題で、方向を

改めている。高齢者医療費の負担増しの凍結

などがそのいい例だ。しかし、今回の自民党

の行動をみていると自民党の反省もその場

限りのものである可能性が高い。

 国民はもうすぐ行われる可能性が高い、衆

議院で、自民党にだまされぬよう、自民党の

ことをしっかり監視しなければならない。


自民党の方向転換を歓迎

2007-09-23 18:28:30 | Weblog

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070923AT3S2103222092007.html

 自民党が福祉サービス費用負担の凍結を決めたようだ。

安倍首相が辞任したことで、自民党は今までの姿勢を改め

た。

 自民党は、小泉首相の時から弱者切り捨ての新自由主義

的経済の導入を方針としてきた。小泉首相の政策の結果、

景気はよくなったが、貧富の格差、地方と都市部との格差が

生じた。小泉首相の後を継いだ、安倍首相はそんな現状を

顧みず、「美しい国」やら「戦後レジームの脱却」など、抽象

的なことばかりをかかげた。国民は安倍首相の、国民生活

を無視した姿勢に怒った。国民の怒りが、先の参院選の結果

を生みだし、自民党は今までのままではいけないと考えたのだ。

 選挙の結果によって、少しづつだが政府も方針を変えてきて

いる。この流れを変えぬよう、国民は政府をしっかり監視しなけ

ればならない。

 


年金横領問題

2007-09-21 22:53:37 | Weblog

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070921AT1C2100921092007.html

 地方自治体、社会保険庁の年金横領はわたしが思っていたよりもひどかったようである。このような事態になったのも、長年、与党の座をしめていた自民党が行政組織の監督を怠ったからだ。今まで、利権を守ることにしか興味がない政治家が長く国会を支配したため、社会保険庁、地方自治体は好き勝手なことをすることができた。しかし、先の参院選の結果をみてわかるように、国民の政府に対する目は厳しくなっている。社会保険庁、地方自治体は深く反省しなければならない。

 今回の調査は公式記録に基づいている。明らかになった横領も氷山の一角でしかしない。政府の自浄能力ではここまで限界である。参院で第一党となっている民主党は、政府の膿を追及していかなくてはならない。


私立高校、合格者実績水増し

2007-07-24 11:28:13 | Weblog
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200707240002.html
 大阪学芸高校の問題をうけ、大阪府私学課は大阪府の私立高校の「合格者実績」について調査した。その結果、模試の成績がいい生徒の受験料を負担していることが明らかになった。
 学校は、生徒が立派な社会人になるように教育する場のはずだ。にもかかわらず、学校は合格者実績を高めるためと、一部のできる生徒に学費を投資するという卑怯なことをやったのだ。
 今回の問題の背景には学校にも新自由主義的な競争原理が導入されたことがある。小泉改革以降、日本はアメリカ的な競争社会になった。学校もその中で商品化され、どれだけ、合格者実績をだすかということだけが、学校の価値となってしまった。だから、より学校の価値を高めようと、様々な高校が合格者実績の水増しに手を染めたのだ。
 日本にもアメリカ的な競争原理が導入され、社会全体が大変なことになっている。次の選挙で、今の傾向を改めなければならない。