榛名湖沼の原

おばんでがんす

榛名湖の縁の沼の原は今年も秋の花が溢れています
何時でも快く迎えてくれる大らかな花畑です、でも不心得者がいると時々蝮が怒ります
今年も二度程注意を受けた人がいました
でもそんな中でも秋の花はみごとにさいてみせます



白山菊は少し遅い状況ですがしっかり咲いています
夕凪と共に　霧がまいてきて富士が少しづつ隠れています



松虫草の花が散った後の坊主頭と吾亦紅の花の坊主頭が混合していてお寺の会合の
ようだ



吾亦紅はむかしから悲しい物語が有る花だ
わが町には鎌倉の東慶寺に匹敵する程の駆け込み寺が有った
高徳寺、言う、今はさびれて無住の寺に成ってしまったが、僅かに残った檀家が守っている、折角逃げて来たのに、それでも女は女で月の物が有る
「寺に入り,女頭（がしら）悌せど、吾は亦（また）紅」
女を捨てて寺に入って黒髪を切って頭をまるめて世間と縁を切ったが未だ女が止せない
、、、、と言う意味だという、悲しい本能の歌だ
其の吾亦紅がもうすっかり実に成っているのに未だ花が咲いている様な状況にみえる
本質は未だはななのか？？？？？？？？



其れと同じように、苦界から逃げ出して寺に駆け込んだと言う話もある
でも何時も張り巡らされた蜘蛛の糸に絡まれて逃げられないと言う悲話だが
其れに因むわけではないが至る所に、女郎蜘蛛が居る、



悲しい話だ
今頃花咲く「おけら」もたくさんある
なぜおけらなのか??、博打で磨ってすっからかんになって、おけら、というが、関係ないのか、？山で旨いのはおけらとととき。と言う
本当に旨いのか、未だ食した事がない



漢方薬としても有名で胃腸の薬だ
同じ薬草でも此方は少し違う「行者大蒜」と同じで山伏し達の活力剤として食べられた
、山らっきょう、で今花盛りの時だ



線香花火の様な花はとても可憐だ
そしてもっと可憐なのがこの梅鉢草だろう、何枚も写真を撮ったがピンボケばかりで
あった



カメラが持ち主に段段似てきてぼけが始まったようだ
しっかりしろ、！！！誰かに活を入れてもらわなければならない

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子