おはようがんす
楤の芽が大きくなると天麩羅が食べたくなる、春の山野草の王様と言って良いだろう、あの香りと触感と味には参る
一番芽をぽっきりと折る時のぞくぞくする感触は実際に採った事が無いと感じられない
出来れば二番や三番は獲りたくないのだが、二番までは獲って仕舞いたくなる、何と成れば、一番芽だけでおくと背丈が伸びすぎ
て大木に成り収穫時期に脚立が必要となって仕舞う、高さを制限するには二番もやむを得ない
我が家では大木に成ると途中からの発芽の状況を見て適度の高さに伐り翌年の収穫に備える
次々地出てくる小苗を掘り取って楤の木エリヤに移植する、密植に成ると枯れるものも出てくるがそれも致し方ない現象だ
全く充実して栄養満点の一だ
楤の芽は漢方でも胃の活躍を助け、便通を整える効果があると言う、そして何より上戸は二杯酒が余分に呑める
そして下戸はご飯が一杯余計にすすむ
塀の内側にならんで生える楤の木達だ
堅い殻に鎧われた苞を忽ち脱ぎ捨てて芽を出す、それを獲って仕舞うのだから、楤の木にしてはいい迷惑だ
其れでもお互いに生きて行く為の手段なので、両方が歩み寄って行かなくては生きられない、人間の御都合主義の考えだ
去年発芽した若木だ
其れでも一人前に若葉を出している。来年再来年には美味しい芽に成るであろう
今年の第一号の天麩羅候補たちだ
今宵の食卓に乞うご期待だ乞う
そんじゃあ又話すべえ 遊童子
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