春は芽葺きをするのが当り前に時季だ
百樹園の雑木林も次々と芽吹いてくる、こんな花があったんだと思い出させるのもある
花の盛りの時季が通り過ぎるともう忘れてしまう、、、、が花達は必ず目を出してくれる、中にはなんらかの都合で絶滅の
物もあり期待していたのに落ち葉を分けてこないと言うのもあるがそれは自分の管理が悪いのだからと諦めている
そんななかで今芽を出している花達をみて戴きたい
破れ傘が最も美しい時だ、まだ寒い日もある「,花寒」という言葉があるくらいだ
総じて寒い時季の新芽は絮毛を纏っている、此れもそうだ、そぼ降る雨に傘をすぼめて耐えている姿が実に風情がある
寄り添って寒さに耐えている風情、落ち葉のふとんを剥いで出てくるのが速すぎたのかと後悔しているのか
温かい日に恵まれて少し傘を開いた感じが透明憾の有る里山の早すぎる芽吹きを感じさせる
山の破れ傘はもっと逞しく元気だ、里山で無理やりに栽培されている草は少し貧相だ、でもそれでも芽吹き花も咲いて呉れる
直ぐ隣には斑入りのアマドコロが芽吹いてきた
杉の根っこの周りで絶対に掘られない場所で生えている,其其が、安全対策を怠りなく取っている
赤芽の芽吹きはとてもきれいな芽吹きだ、いかにも春を感じさせて呉れる
春の芽吹きから真冬の霜柱まで息の長い鑑賞をさせてくれる霜柱の芽吹きだ
やっぱり絮毛の覆われて出てくる、自然とは誠に巧妙に出来ている
いつの間にか大分増えた、いわゆる雑草の種類だからとっても強かだ、白い舌下状の花もきれいだ
落葉の布団を突き破って躍り出る新芽は力強い
今年も何度か、、いや来年の冬も何度か霜柱を見せて呉れるだろう、温暖化で最近は見えないことも在るが、、、、、、。
自然の中に包み込まれて自然と共に生きている老後は、幸せと謂う他に無い
若い時の苦労が今になって花開いたと思って居る、若い者に迷惑を掛けず、静かに強かに生き延びてみたい
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
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