お晩でがんす
久々の尾瀬はいつも変わらぬ優しさで迎えてくれた,
最近妻を失くして落ち込んでいる矢先で有ったので嫁に出した娘夫婦の優しさと気ずかいが身に染みた
朝三時に起きて娘宅へ行き合流して近所の寺の境内で集合自家用車に分乗して一路尾瀬に
若いころから何十っ回と無く出かけた尾瀬は何時の日でもそれなりに美しい花や珍しい花で迎えてくれる
鳩待ちから山の鼻に入り原に入るコースだ
百樹園ではもう葉が枯れ始めた矢車草が花盛りだ
もういくら頭を刺激しても名前が出てこない花々が優しく語り掛ける
蔓紫陽花がもう百年もお付き合いしているであろう、橅の樹に絡まっていたるところで咲いている
原に入ると数多の花々が咲いている、ガイドと言う役目上、多少は説明もしなくてはならない
何時もの様に只管写真を撮っている訳にはゆかない、早速の綿菅が一番目立つときで後は強い風を待つだ
けの状態だ。尾瀬の秋を代表する日光黄菅が顔を見せ始めた
これは沼薊ではなさそうだ普通の野原薊のように見えるが
木道の脇にも「蔓苔桃」が可憐に咲いている、木道より奥りの方には沢山見えるが
この時期はっと心をときめかせる色と優雅さを持ち合わせている「沢蘭」が無数に咲いている
手の届く範囲では群生は撮れないが、それでも落胆させない配慮が有って、木道脇にも咲いている
同じ蘭科の固有種である「朱鷺草」も優雅な姿を見せてくれる、そして到る所にある。嬉しい
白でもなく紅でもなく正しく朱鷺色なのだ
池塘の周りを首飾りの様に取り囲み赤い色を際立たせているのは毛氈苔だ
こいつは多分「丸葉毛氈苔}だと同定したが、昔もあったが未だ沢山ある群生と言ってよいのでは
こちらは少し長い様に見える、多分匙葉毛氈苔だと思う、やはり世間で取りざたされているように長葉は
少ない写真に撮れるほど近くに見られなかったことからも想像できる
綿菅と頭を隠した至仏山と緑一色の下地の尾瀬ヶ原は幾つになっても心を癒してくれる場所だ
そして今回の訪問は妻の死を経てのことで一層癒された気がしている
微々たるものであるが尾瀬の保全のための寄付もさせていただいた
続きはまた明日
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
ブログ更新が無かったので、心配でしたが、元気そうで安心しました
やっぱり尾瀬はいつも澄んでいて、綺麗ですね
ワタスゲの白もキスゲもサワランもトキソウも、あの場所で咲いている
行って見たいわ~
毛氈苔、初めて見た子供達の驚きの声が聞こえて来そうです
尾瀬と言えば、話の面白いおじさんに花の事を、色々教えて貰ったなと、一生覚えていてくれるのだろうな?
でも、子供たちのエネルギーはとてつもなく、さぞお疲れでしたでしょう?
ご苦労様でした
こめんとありがとうございます
そう思ってもらえると嬉しいのですが
でも良い経験にはなりました
11人の子供のおじいちゃんに成り一気に孫が増えて名前が覚えきらなかった
然し疲れたことは疲れた
もう二度とこんな役はご免だとおもっている
何時まで経っても自分の歳の事が把握できずにいる
愚かなことだ
では又